#23 Itsuki side ページ24
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樹『DOUBT...』
壱馬さん達を襲った相手がDOUBTと
手を組んでいる奴らだと知った時
言葉に出きない負の感情我湧き上がってきた
"樹 おはよう"
産まれてすぐ施設に置き去りにされた俺は
同部屋だった女の人を
実のお姉さんのように慕っていた
俺が5歳の時多分高校生くらいだったのかな
すごく...優しい人だった
でもある時男の集団がお姉さんを連れ去った
無力な俺は守れなかった
そして間違いなくそいつらは...
翔平『いっちゃん！！』
樹『...え?』
翔平『どうしたの?
壱馬さん達が戻ってきてからずっと
ぼーっとしてるよ...?』
樹『あぁいや...』
"DOUBT"と名乗っていた
樹『なんでもない』
翔平『...
あの山彰さんがやられて追い打ちかかる様に
壱馬さん達もやられて皆動揺してるけどさ、
何かあったら話してね！
俺バカだけど話聞くぐらいは出来るから！』
樹『...ありがと』
翔平『え？』
樹『...なんでもない』
キョトンとした顔している翔平に背を向けて
屋敷を出る
少しだけ1人になって頭の中整理したいから
.
樹『...?』
しばらく歩いていると道端にうずくまっている
男の子がいて
樹『どうしたの?...迷子?』
男の子『(首を縦に振る)』
服はところどころ汚れておりあまり良い生活を送れているようには見えなかったけど
捨て子ではなかっただけ安心した
樹『家の場所わかる...?』
男の子『(首を縦に振る)』
いやそれ迷子じゃない、って思ったけど
傷だらけの足を見て歩けないことを察し
男の子をだっこして歩き始めた
ﾀｲﾁ『それでねタケシやピーがね、』
男の子はタイチと名乗り
最初はなかなか口を開いてくれなかったけれど
時間が経つにつれて話をしてくれるようになり
兄弟?らしき人の話をしている
樹『その人は兄弟?』
男の子『ううん でも皆家族だよ』
樹『そっか』
男の子『ここだよ！』
...着いたのは街と言っていいのかわからない
言ってはいけないかもしれないけど
まるで掃き溜めのような場所だった
昔の記憶がフラッシュバックしそうで
早くこの街から立ち去りたい
でも...
ﾀｹｼ『誰だお前』
ピー『タイチ!!』
そう簡単には帰してくれなさそう
.
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藍染め - めっちゃおもしろいです！更新頑張ってください！ (2017年11月1日 19時) (
レス) id: b8bc9f41db (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - とても面白いです！岩谷翔吾くんの過去編楽しみにしています！これからも更新頑張って下さい！応援しています！ (2017年10月21日 14時) (レス) id: a3a48644bc (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - え、愛してたよって誰が言ったんですか！？陸ちゃんですか！？どうなっちゃうんですか！？ (2017年10月16日 19時) (レス) id: 87d4552829 (このIDを非表示/違反報告)
herena(プロフ) - もありますがCh.08さんも頑張ってください。応援しています。最後になりましたが、体調のほうもきをつけてください。こんなながながとした文章申し訳ありません。では失礼致します。herena (2017年10月11日 21時) (レス) id: 248100ca9e (このIDを非表示/違反報告)
herena(プロフ) - 初めまして。herenaと申します。よろしくお願いします。友人にこの小説を紹介され拝読させていただきました。すごくハラハラ、ドキドキ感動致しました。私も占いツクールには載せていないのですが、小説を書かせていただいております。なかなかうまくいかないとき (2017年10月11日 21時) (レス) id: 248100ca9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ch.08
| 作成日時：2017年8月20日 9時
