復讐の殺し屋【THE RAMPAGE】

#19 ページ20

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陣『あんのアホ...


Aここにおってや』


相手は陸さんと互角の力で戦っていた

でも1対1で互角の戦いなら
2対1で戦っている陸さんが不利になる


それに気づいた陣さんは陸さんの
助太刀に入った


(警察に電話する...?

いやでも怪我をしてる北人くん達のことも
考えるとLIKIYAさん達の方が...)


？『お嬢ちゃん誰に電話かけうとしてるの?』


2人のバイクに身を隠して電話をかけようと
すると目の前に大きな影

見上げると思わず言葉を失ってしまった



平井『逃がすわけないし諦めるわけないじゃん

お前みたいな高く売れそうな女』

『ぃゃ...やだ....』

平井『安心しろDOUBTの俺らが売れるまで
手厚く可愛がってやるからよ』



陸さん達のところへ向かおうとした瞬間に
腕を掴まれて逃げられなくなった


『嫌だ！！離せ！！


陸さn....！！』



そのまま抱えられて車に乗せられそうになった
その時だった



？『嫌がってんだから離してやれよ』

平井『ｸﾞｯ...』



男の人が飛ばされたと思ったら見覚えのある
2人が立っていた





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『ヤマトさん...ノボルさん....』

ﾉﾎﾞﾙ『大丈夫?怪我はない?』

ﾔﾏﾄ『お前ほんと危なかったぞ！

DOUBTになんか捕まってたr...』




ヤマトside


DOUBTに連れ去られそうになった女の子に
見覚えがあってそのまさかだった


『ｸﾞｽｯ...うぅ...』

ﾔﾏﾄ『ほら泣くなって もう大丈夫だから』


俺に抱きついていつまでも泣きやむ様子がなく

コブラに言われるまで気にしてなかったけど
よく見ればまだ16,17くらいにしか見えない


なんでこんな子供が...しかも女の子が
こんなことに巻き込まれてんだよ




ﾔﾏﾄ『...怖かったよな』



そう言って頭をなでようとした時に
首元に何か光るものがあった


振り返るよりも先に首筋に当てられて
冷たささえ感じている




陸『Aを...返せ』



...やっぱりこいつか

この前見てなんとなく気づいたけど
こいつこの子のことになると理性が保ててねぇ



でもこの時の俺はなぜかわかんねぇけど


ﾔﾏﾄ『断る』

陸『なっ...!!』

ﾉﾎﾞﾙ『ﾔﾏﾄ...?』



この子の涙を見たらそう言っていた





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