21.あのとき2* ページ25
《校庭》
【舞華side】
うーん……なんか頭が痛いな……
後輩「先輩、顔色悪いですよ?保健室行った方が…」
すーちゃん、なんて優しい後輩なんでしょう… 。・(つд`。)・。
舞華「私は大丈夫だよ…」
後輩「でも…」
部員「月影さん、緒野さん!危ない!!」
後輩「先輩!」
「え……」
ゴンッ
部活にて、テニスの試合の真っ最中、私の頭にテニスボールが直撃。
結局、保健室に行くことになりました。
▪▪▪▪▪
〔現在、午後5時___〕
「う"あ"…あ"……」
〔校庭の隅では、日常の終わりが始まっていた。〕
◆◆◆◆◆
《保健室》
〔私が崩壊を目撃するまで、あと少し___〕
今5時10分過ぎか……
あと20分くらいで部活終了……そろそろ戻ろう。
「プルル……」
ん?すーちゃんから電話だ。
舞華「もしもし。そろそろ戻るかr」
後輩『先輩、今保健室ですか!?』
「そうだけど…」
『だったら外に出ず、誰も入れないでください!!窓とドアの鍵を閉めて!!
校庭で大変な事が起こって……うわ、こっち来た!!
とにかく舞華先輩、無事で……』
ブツッ
「ちょっ……」
電話は切れた。
「すーちゃん!!すーちゃん!?」
かけてもつながらない。
とりあえず、ドアの鍵を閉める。
(次は窓……)
「え……」
窓に駆け寄ったが、私は鍵をかける前に立ち尽くした。
◆◆◆◆◆
校庭では人の形をした「何か」が動いていた。
私は自分の頬を思い切りつねる。痛かった。
「夢じゃないの……?現実なんだ……」
「何か」は次々と生徒を襲っている。
「助けなきゃ。」そう思っても体が動かない。
「あの人みたいなのは……何、あれ……」
いや、それより…
「何あれ…」
男子生徒がこっちに向かって走ってくる。
「え、日向君!?」
「窓開けて‼」
開けたと同時に日向君は私に突撃。
舞華「いった…」
陽斗「何やってんの月影さん。ちゃんと避けてよ!!
人がいるなんて思わないし。」
人が校庭から保健室の窓に飛び込むとも思わねーよ‼‼
私は窓の鍵をかけた。
改めて、校庭をみる。
多くの人が倒れている。「何か」が動いている。
まだ信じられない。でも、
『これは、現実。』
それを頭に叩き込んで、思考を少しずつ整理する。
私は日向君と今後のことを話しあった。
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H.scarlet - 風神蕾さん» ありがとうございます!お互い頑張りましょう! (2017年4月2日 19時) (レス) id: 03455ede8f (このIDを非表示/違反報告)
風神蕾(プロフ) - がっこうぐらしはあまり詳しくないのですが詳説を読ませていただいてユキちゃんの明るさが伝わってきました。これからも頑張ってください! (2017年3月30日 13時) (レス) id: 04213ed253 (このIDを非表示/違反報告)
H.scarlet - あ、タブレットは買い替えました。ただ勉強があって…すみません。(^o^;) (2016年10月8日 18時) (レス) id: 86ca5e0a53 (このIDを非表示/違反報告)
H.scarlet - 二次オタ早苗☆さん» ありがとうございます。忙しくてしばらく更新できませんけど頑張ります。 (2016年10月8日 18時) (レス) id: 86ca5e0a53 (このIDを非表示/違反報告)
二次オタ早苗☆(プロフ) - まいちゃんとようくんの登場のさせ方、とても上手で尊敬します!!! タブレットはやく直ってほしいです。テストとかいろいろ大変だと思いますが、続き待ってます(*‘∀‘) (2016年9月27日 21時) (レス) id: cbeb266dbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:H.Scarlet | 作成日時:2016年3月22日 14時