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忠義side
どーも、新入生の大倉やでー
せーとかいちょー、めっちゃ綺麗やった。
肌、しっろいし。
この人にやったら、ずっと注意されてもええなって思うた。
現に今も他の3人もされてるし。
章「たっちょん。横ちょのこと、知っとる？」
忠「おん。信ちゃんから聞いた」
信「俺、言うたっけ？」
忠「おん。あれ？マルちゃんからやっけ？」
隆「俺、言うたかも」
信「お前やん！」
マルちゃんから聞ぃたんやけど、
かいちょー、よく死にたがるんやって。
信ちゃんと同じ3年やから、
信ちゃんはその頃から、かいちょーを救ってたみたいや。
マルちゃんと章ちゃんは、去年から。
俺は、今年からやけどかいちょーを
支えれたらいいなって思うてる。
忠「かいちょーいつもどこにおんの？」
信「屋上やな」
章「でもたまに、理事長室おんで」
忠「何で理事長室におるん？」
隆「ここの理事長、裕ちんのおとんやねん」
忠「嘘やん！」
隆「嘘ちゃうで」
忠「え、やから生徒会長なん？」
信「それはわからへん」
章「教えてくれへんねん」
忠「信ちゃんが聞いても？」
信「せや」
忠「やったら、誰にも教えてくれへんやん。誰も知らんやん」
隆「おん。…屋上行こうや」
忠「ぅえ？なんで？」
章「屋上に横ちょがおるからや」
忠「勝手に行ってええん？」
信「俺ら授業うけてへんのやから大丈夫やで」
じゃ、行くー
あー、かいちょー見っけ！
忠「かーいちょー！」
裕「な、何や？」
忠「かいちょー好きやー！」
隆「俺もやでー！」
裕「抱きつくなや！暑い！」
隆「ええやーん」
裕「よぉない！」
忠「じゃ、隣座るー」
裕「勝手にしてくれや」
かいちょー、楽しいな。
好きやわー
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作者名：馬渕 響 | 作成日時：2020年2月20日 1時
