私の彼氏はATM【跡部景吾】

悩みごと 跡部side ページ28

俺様は最近悩み事がある。


今まで俺様が悩んだ事なんて一度もなかった"はず"だ。


しかし、現に今なやんでいる。


理由なんて、たった一つ。



「なんで俺様とAの物語なのに俺様が全然でてねぇぇえええええんだよ！！！！！！！！」


ガンガン！

　 ごんごん！！
　
　 ダンダン！！！


机に顔面ぶつけたながら叫んだが、おかしい。


だいたい、メールでのやりとりしか最近ねぇーじゃねーか。

あーん？

しかも、『景吾からメールきた』だけで、内容すらも乗せられてねぇ。


もはや、題名詐欺になっていやがるじゃねーの。



そして、詐欺と言えばあの桜吹雪彦麿もだ。


ちゃちぃ名前してる癖にAと絡みやがって…。




「景吾おぼっちゃま、忍足様からお電話でございます。」

「ああん？」


たっく…


初めての俺様sideなのに、初のやり取りが執事で二番目が忍足とかなめてんだろ。


「オレだ…どうした？」


くだらねぇ内容だったらブツ切りするか。



「聞いたか跡部、青学のヤツら、豪華客船で試合するらしで？」






「んなもん知ってるに決まってんだろ！！たっく…精々、A以外水に溺れればいい。」

「お…おい。跡部、自分なにかあったんか悩みなら聞くで？」



「バカにされてる気分になるから言わねぇが、お前にはわからないだろ！！！！！！」


「理不尽や！！おい跡b…『ツーツーーツーブツ』




「たっく…何もされてなきゃいいが…。」

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