人は髪型が100%ーハイキュー！！短編集ー

黒髪センター分けで真面目そうな無気力くん0% ページ3

国見 英







放課後に保健委員の私は

委員会の仕事をするため保健室へ行く






そして、いつもいるアイツ







貴方「おい、サボリ魔」




悪態を吐けば















「うるさいなー」






だるそうな瞳でこちらを見つめる


1年の国見がいた











貴方「また部活サボるの？」



国見「なんかダルいんですよ〜」


貴方「この前も言ってた」





しかも、コイツはベッドに寝転んでいる



誰がシーツ直すと思ってんだよ！！












貴方「休むんだったら休んで」



私はカーテンを閉めようとすると













国見「先輩って彼氏いるんですか？」




貴方「は？」




突然の質問に戸惑う





貴方「えっ、いないけど？なんで？」




私が純粋な質問をすると













いつもと変わらぬ顔で












国見「好きだから気になりました」






っと言った












ん！？







貴方「はっはい！？／／……なにを！？」




コイツ怖い！ポーカーフェイス怖い！！







私は距離を置こうとするため下がる


















ぐいっ





貴方「うあ！？」










国見は



離れたぶんだけ近づいてきて











抱きしめてきた










頭はパニック状態










国見「俺にこうされてて


どうですか？」





貴方「んっ／／」





男の子な声が耳元で放たれて



くすぐったい






貴方「離してっ／／」




国見「嫌ですか？」





貴方「うぅ……くすぐったいん…だよ／／」











国見「嫌なんですか？」










どくん…どくん……











勝手に口が動く…




















貴方「嫌じゃ……ないっ／／」







恥ずかしいのに

くすぐったいのに

むかつくのに











胸がきゅって苦しくなって…


心臓の音が大きくなる












体が勝手に


に国見の服を握った












国見「……かわいすぎ…／／」










抱きしめる力が強くなる




















その瞬間
















どさっ……












貴方「へ／／」









ベットに押し倒される















貴方「なっ何す「しー」」





唇に人差し指を押し付けられた
















国見「少し、休憩しましょ？」

















そう言った国見の顔は




真面目そうな髪型と違い






















それはもう




















悪戯な悪魔の笑顔だった

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