歌い手ＢＬ短編集第１弾

しまセン　【自動車学校で､､､､】 ページ21

センラ視点

俺、センラは自動車学校の先生を
やっている
今日はある男の人の運転の
先生を担当する

今からその生徒に挨拶に行くところなのだ

確か志麻さんだっけか､､､､

『こんにちは。私志麻さんの
担当をさせてもらう事になりました
センラですよろしくお願いします』

「お願いします」

見た感じ怖そうだけど
優しそうな笑顔やな､､､､

『じゃあ車に乗ってエンジンの
かけ方からお教えしますね』

「あっ、はーい」

ｰｰｰｰｰｰｰ

『ん〜もうちょっとこっちですね
こっちだと事故になる可能性が
あるので』

丁寧に教えていく
徐々に徐々に運転が上手くなっていく
志麻さん

「､､､､センラさんは何で
自動車学校の先生になったんですか？」

『ん〜､､､､僕、車にもともと
興味があったんで、それで
やりましたね。大きい理由は
無いですけど』

「､､､､ねぇセンラさん結婚してる？」

『え？､､､､いや、まだ未婚ですよ』

「じゃあ､､､､」

つけているマスクを取られて
何をするかと思えば
顎を細い人差し指で持ち上げて
キスをしてきた

『んっ､､､､!?､､､､ﾌﾟﾊｯ､､､､何
するんですか!!前見ないと
危ないでしょう!!』

「俺、免許取ったらセンラさんを
一番最初に車に乗せたいな」

『誰でも良いでしょうそんなの!』

丁度休み時間になったのでコーヒーを
買いに行こうと車のドアを
開けようとしたら

「逃がさないよ？」

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