【MIU404】ヲタクの朝霧さん (ページ8)

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いや、本当に拉致されてるし。ページ8

志摩SIDE

俺と伊吹はメロンパンに乗りながら朝霧を探していた。

伊吹「なんか～朝霧ちゃんってきゅるっとしてるよね～」

志摩「あ～伊吹きゅるっとした女子好きだったか。」

伊吹「そう、志摩ちゃん覚えててくれたんだ～」

志摩「だが、朝霧はあきらめたほうがいいぞ。」

伊吹「なぁんで？」

志摩「あいつ…彼氏がアニメの推しとかっていうやつだからな。」

伊吹「マジかよ！！！！めっちゃ狙ってたのに！！」

志摩「ざまあ…」

伊吹「おばちゃん、俺、朝霧ちゃんと付き合えないんだって！」

志摩「聞こえてないだろ。」

伊吹「あっ！朝霧ちゃん！に犯人！」

志摩「犯人はついでかよ…」

伊吹「あ、逃げられる。」

伊吹がアクセルを踏もうとしたので俺は慌ててサイドブレーキ。

伊吹「志摩ちゃんなんで？」

志摩「大丈夫だ。前が詰まっている。」

だが、車はどんどん離れていく。俺は一応のため確認許可を取る。

志摩「こちら機捜404。隊長につないでください。」

桔梗「はい。」

志摩「犯人かもしれない人物と朝霧かもしれない人物を見たかもしれないと言っている奴が隣にいます。確認のため追尾許可をお願いします。」

桔梗「ふんわりしてんな。追尾を許可します。くれぐれも慎重に。」

志摩「はい。」

こうして追尾は幕を開けた。