2 ページ41
「脳天ぶち抜けばいいんですよね？」
『いや、それだけじゃ1発で殺せない
こうやって…』
そう言いながらそいつの猿ぐつわを外し、銃口を上に向けて口の中へ突っ込む。
『口の中に突っ込んで下から脳みそを吹き飛ばす
これが一番確実に殺せる方法
まあぶれたら失敗だけど』
「なるほど…」
やってみな。と顎で指図すると、私がやったように銃を構える。
「これあとで消毒しますね」
『勝手にしろ』
じゃあね。と言いながら銃を撃った雨音はかなりのサイコパスなのだろうか。
上手くいったらしく、1発で倒れたそいつに満足する。
「やった」
『初めてにしては上出来だ』
「…何なのお前ら
ほんとに仲良くないの？」
『うっせえ』
無事に仕事が終わりアジトに帰ると、珍しく共用スペースに明司がいた。
『あれ明司じゃん
珍しい』
「俺がここにいちゃ悪ぃか」
『いや誰もそんなこと言ってない
被害妄想やめて鳥肌立つ』
「……相変わらずの毒舌だな」
『それは褒め言葉かしら？
ありがとう』
「…あの傷の人誰ですか？
Aさんと仲悪いんですかね」
「あれは明司武臣
梵天の相談役だ
Aと仲悪いわけじゃなくて、2人とも口が悪いだけ」
「へえ…」
「明司は誰に対してもあんな感じだ
まあAもだけど」
「それ言ったら怒られますよ」
「知ってるわ」
丸聞こえだっつーの。
ていうかなんでそんなに雨音と仲良いの？
あんまり喋る機会ないじゃん。
別にいいけど。
「なんだ？
Aが嫉妬か？え？」
『は？』
明司が急に変なことを言い出した。
「聞こえてるんだわ心の声」
さっきのか。
うわぁやらかした…
こいつにだけは弱み握られたくなかった。
精一杯の怨恨を込めてそこら辺にあった書類を投げつけてやる。
そこへタイミングよくココが登場。
このカオス空間にとどめを刺した。
「おいてめえら仕事の邪魔すんだったらスクラップにすんぞ」
『それ三途のセリフ』
ーーーーーーーーーーーーー
作者です！
オリキャラの自己紹介テンプレをお借りして、この作品の夢主ちゃんに自己紹介してもらいました！
あなたのオリキャラさんに100の質問!![ver.一瀬]
性格や好きなものなども質問されたので、もしよければ見に行ってみてください！
新たな発見があるかも…？
これからも『隠し事なんて。』をよろしくお願いします！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 152人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユキネコ x他1人 | 作成日時：2022年9月1日 10時
