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＜Aside>
ココの許可を得て、1人生き残った部下と共に現場へ向かう。
部下はだいぶ消耗していたが、Aさんが行くなら。と勝手に車を出してきた。
まあありがたく乗ったけど。
「Aさん
着きましたよ」
『とりあえず様子見るぞ
裏口のようなものは？』
「あります」
『そこが見えるところに車停めろ
向こうからは見えないように』
「分かりました」
私の指示通りに的確に動く部下。
今回の襲撃で1人になってしまったが、他の部下も皆私の言うことをよく聞いた。
裏切る者など1人もいない。
便利な部下ではなく、信頼する腹心みたいなものだった。
その大事な部下を殺されたのだ。
相手側の一小隊くらい潰してもいいだろう。
物理的にも、精神的にも。
虎視眈々と裏口から出てくる人物を待つ。
そうやって待つこと数十分。
部下が小声で話しかける。
「Aさん
人影が見えます」
『何人？』
「おそらく2人です」
『罠かもしれない
完全に出てくるまで待て』
「はい」
私も窓の内側から観察を続ける。
『出た
2人だ
発砲はするな』
「どうしますか？」
『私が行く
スタンガンがある』
「気をつけてください」
『ああ』
短い会話を交わし、車の外へ慎重に出る。
怪しまれないようにパーカーで来た。
そのパーカーのポケットにスタンガンを２つ忍ばせ、
不自然にならないよう通行人を装って2人に近づく。
相手は警戒していない。
極限まで近づき、ポケットから出したスタンガンを同時に相手に突き刺す。
悲鳴を上げる間もなく倒れた2人を見て、車に合図を送る。
近づいてきた車の中に2人を押し込みアジトへ。
「Aさん、そいつらどうするんですか？」
『とりあえず縛り上げて、起きたら尋問する
一緒にやるか？』
「Aさんの尋問って梵天内で結構噂になってるんですよ
見てもいいんですか？」
『大して面白くもないけどな』
私が一方的に喋ってるだけだし。
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
お邪魔します、作者です！
今日の朝久しぶりに開いたら、
なんと
お気に入り登録45人&お星さまが黄色に！！
びっくり！
読んでくださっている方、本当にありがとうございます^ ^
そして昨日、一昨日、更新できなきてすみません…
追記
関連作品ランキングに載ってました…
まじでびっくり…
ヤバくないですか？(何が！)
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作者名：ユキネコ x他1人 | 作成日時：2022年9月1日 10時
