監獄内恋愛はありですか？

01くん！誕生日おめでとう！ ページ6

前回、ムウちゃん書くって言ったけどハルカくんの誕生日の話を先に
ムウちゃんは次回書きます。赦して！

￣￣￣￣
ーーハルカ視点ーー
(食堂にて)

『ハルカく〜ん！』

「ほぇ？A、さ、ん！？」

僕を呼ぶ、彼女の手には白い箱が……

「それ、ど…どうしたんです…か？」

『んっとね、これ！』

彼女はニコニコしながら箱を開けると、

「ケーキ…？な、なんで…？どこから…？」

『看守さんにケーキ下さい！って頼んだの！多分ジャッカロープが作ってくれた！』

「え、あ、そうじゃなくて…今日なんかありました…っけ？」


数秒間沈黙が続く…

僕何かまずいこと言っちゃったかな…

すると、彼女が突然、

『えっ！？ハルカくん、自分の誕生日覚えてないの！？』

と、叫ぶ。

「覚えて……無いで…す…。ごめんなさい。」

『もう！謝んなくていいのに…、あ！ほらケーキ食べよ？』


そう言ってケーキを差し出す。食べ…ようかな。

「えっと…僕、今日、誕生日…なんですか？」

『そう……だよね？間違ってたらごめん！』

確か一回だけ彼女に誕生日を聞かれたことあったなぁ。覚えててくれたの…かな？

「Aさん……」

『ん〜？なぁに？』

「すごく、嬉しいです。ありがとうございます。」

自然に笑う。すごく嬉しい、すごく嬉しい！


『えへへ、よかった！じゃあ、ハルカくん！』

『誕生日おめでとう！！！！』


￣￣￣
ハルカくん、誕生日おめでとう！！素敵な一年を！

余談ですが誕生日って覚えて貰ってると嬉しいですよね。やったぁってなります。

次回こそは、次回こそはムウちゃんです。

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