こんにちは、恋心さん(伊藤)・花火2016 ページ7
突然ですが、ムカつきます。
この
「ピロリロリーン♪伊藤さんが、京子の事を、好きになぁれっ♡」
「かけられなくても、ちゅきだよぉぉぉ!!」
とかいう馬鹿みたいな会話にムカつきます。
理子ちゃんを探しに行ったはずなのに、なんでこんな会話聞かなくちゃいけないのだ。
しかも、一緒に行くよ。と言ってくれた優男くんこと伊藤ちゃんがスケバンの前で。
スケバンの前なんかでデレデレしやがって
伊藤ちゃんの事なんて別に好きじゃないのに
今は私といる時間じゃないの、とそこの可愛いスケバンと伊藤ちゃんに腹が立ってしまう。
そのスケバンと別れる時だって
「ピロリロリーン♪」
「すきぃーっ!」
という単語を繰り返し。
なんかすごい腹が立ってきたので、伊藤ちゃんの脇腹を思いっきり殴っておいた。
伊藤「いって、なんだよAちゃん。」
『...理子ちゃん探すのに、スケバンと仲良くする必要ある?見失っちゃうでしょ。』
違う。
あの人と仲良くしてるのを見ると、心がキュって苦しくなるから辞めてほしいんだ。
伊藤「あぁ、それはごめん。...てか、三橋の野郎もどこ行ったんだよ全く...。」
あんたがイチャついてる間にどっか行ったわ。
とも言えず、私は心の中で盛大な舌打ちをして先を急いだ。
伊藤「...なんだよ。」
その日、理子ちゃんは見つかった。
そして何故か、理子ちゃんのお家の道場を守るために伊藤ちゃんと柔道着を着る事になった。
私、そういうの一切出来ないんだけどな。
伊藤「お前のその腐った根性、叩き治してやる。」
何人も倒してくれた今井さんが倒され、その相手と伊藤さんが戦うことになってしまった。
相手は見るからに強そうな人だ。
「弱いくせに変な粘り見せてくるからだ。馬鹿野郎が。」
伊藤「...俺はその馬鹿野郎が好きだ。」
伊藤ちゃんのその言葉を聞いた時、私の心の中に電撃がバチバチっと走ったような気がした。
それは雷のように急に落ちてきて、私の心をチクチクと刺激してくる。
...ずるいなぁ、本当に。
私は、伊藤ちゃんに侵食されてしまったこの感情の意味をよく知っている。
叶うかなんて分からない、本当にそんな感情なのか分からない、曖昧な感情。
だけど、これだけは言える。
私は、伊藤真司という馬鹿野郎が大好きだ。
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メルア - 初めまして、私もやってみたいです!作るとすると○○しないと出られない部屋が多いと思いますが… (2022年1月24日 18時) (レス) id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
しなちゃん☆元唯(プロフ) - はじめまして!私も合作したいです!良かったらいれてください。 (2020年3月13日 12時) (携帯から) (レス) id: d5a1fd8818 (このIDを非表示/違反報告)
大野葵(プロフ) - クソすぎる駄作者さん» めっちゃいいよおおおおお!!!!ありがたい…ありがとうございます! (2019年2月14日 19時) (レス) id: 7e884ae68e (このIDを非表示/違反報告)
クソすぎる駄作者(プロフ) - 大野葵さん» フレンドお願いします!ご一緒に合作したいです!(やはりタメはなれない(--;) (2019年2月14日 3時) (レス) id: 2effaca00b (このIDを非表示/違反報告)
大野葵(プロフ) - あ、元いぶきちゃんですを。 (2019年2月10日 15時) (レス) id: 7e884ae68e (このIDを非表示/違反報告)
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