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京都姉妹校交流会1日目、団体戦
“チキチキ呪霊討伐猛レース”!!
指定された区画内に放たれた二級呪霊を先に祓ったチームの勝利となる!!
区画内には三級以下の呪霊も放たれており、
日没までに決着が着かなかった場合、討伐数の多いチームに軍配が上がる!!
それ以外のルール一切無し!!
夜「勿論妨害行為もアリなわけだが、あくまで君達は共に呪いに立ち向かう仲間だ。
交流会は競い合いの中で、仲間を知り己を知るためのもの。
相手を殺したり、再起不能の怪我を負わせる事の無いように。
以上、開始時刻の正午まで解散」
夜蛾が五条を締め上げながら話す。
庵はそれを見ながらクスクス笑っていた。
楽「………」
________
*東京校sideミーティング*
虎「あのぉ〜これは…
見方によってはとてもハードなイジメなのでは…」
釘「うるせぇしばらくそうしてろ」
虎杖は額縁を顔が入るように持たされ、正座させられていた。
『あーあ…』
釘「Aも知ってたなら言いなさいよ!」
『え…でもさ…』
パ「まぁまぁ事情は説明されたろ。許してやれって」
虎「喋った!!」
狗「しゃけしゃけ」
虎「なんて?」
伏「狗巻先輩は呪言師だ。言霊の増幅・強制の術式だからな。
安全を考慮して語彙絞ってんだよ」
虎「“死ね”って言ったら相手死ぬってこと?最強じゃん」
パ「そんな便利なもんじゃないさ。
実力差でケースバイケースだけどな。
強い言葉を使えばデカい反動が来るし、最悪自分に返ってくる。
語彙を絞るのは棘自身を守る為でもあんのさ」
虎「ふーん。で先輩は何で喋れんの?」
釘「他人の術式をペラペラと…」
『大丈夫だよ。棘先輩のはそういうんじゃないから』
真「んなことより悠仁。
屠坐魔返せよ。悟に借りたろ」
虎「!!(察し)
五条先生ガ…持ッテルヨ…」
真「チッあのバカ目隠し」
伏「『………』」
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作者名:一葉 | 作成日時:2021年3月15日 10時