9，ばいばーい☆もう帰ってこなくていいよー☆ ページ9
*本編は下からだよ*
8話の画像URLは長押しすると、｢開く｣の表示が出るので、見て下さるお優しい方はそちらにとんで閲覧して頂いて？
補足ですけれど、この小説に出てくる"私"は女性が話している時は基本的に"わたくし"と読んで頂けると幸いですわ。
꙳★*ﾟ
｢いつもお世話になっておりますヴェルクハルト卿。こんな所でお会い出来るなんて光栄です。｣
闇からいきなり出てきて早々にたらし文句と思えば、今度は愛想のいい表情を浮かべて、立ち上がろうとしている父に一礼する。
｢ゾ…ゾム様…ど、どうしてこのような所に…｣
｢普段はここ辺、息の音1つしないほど静かな場所でして。僕、他より少々耳が良いんですよ。｣
うわぁ！遠回しにここら辺で騒ぐな言うとるよこの人！？バリ嫌味じゃないすか！！
ていうか、私の苗字ヴェルクハルトだったんだ。林先生もこりゃ初耳。
｢あぁ、ヴェルクハルト卿は夜会へのご出席が少々難しそうですね。あー、イアンこの方を医務室へ。｣
すると、私の後ろからスっとまたデカい人が出てくる。いや、もう1人いたのかよ。
イアンさんは動揺を隠すように構えている父を、どうぞこちらへ、と連行。あんなでかいのに微笑まれたらそりゃついて行くほか無いですね。連行先が地下牢だったらよろしいのにおほほほほ。
『さすが幹部様。お仕事がお早いですのね。
申し遅れました。私A・ヴェルクハルトと申します。お会い出来まして嬉しゅう存じます。』
｢かははっ"仕事"なぁ。自分も自己紹介が遅れたわ。我々国幹部、偵察兼暗殺部隊 隊長。ゾムですぅ。 いやぁさっきの蹴りはなかなか良かったで！｣
さすが幹部とでも言おうか。居なくなった瞬間に父を馬鹿にする。
でもまぁ、もちろん私があいつのことを嫌っていることを今の出来事で知ったからだろうけど。
『お見苦しいところを申し訳ございません』
丁寧にお辞儀をすると、＜ええでええで＞と豪快に笑う。
思っていたよりだいぶこの方は柔らかそうだ。
｢それにしても、それ、面白いドレスやなぁ！よー分からんけどひとらんが好きそうやわ！｣
んん、、和風の文化がこの国にあったりして？
『ふふ、幹部様からお褒めのお言葉とは…恐れいりますわ。』
話していると、
｢丁度ええわ！お嬢さん、俺と1曲踊って頂けますか？｣
『…本当は？』
｢………パートナー探しがめんどくさいっす。｣
『よろしい！』
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にゃーちゃん - めちゃくちゃ面白いです！更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (2023年2月24日 0時) (
レス) id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
巫癒(ふゆ)VII(プロフ) - もしかしたら私の携帯のバグかもしれませんが15話が非公開になっているのか見れないですよ！ (2021年12月9日 12時) (レス) id: b8ba81222f (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぷこーん(プロフ) - 画像見たいんですが、インスタかな？ログインしてなくて……浴衣見たいなのであってますか？ (2021年8月31日 21時) (レス) id: 23b3a74ded (このIDを非表示/違反報告)
かいと(プロフ) - zm…っっっっ可愛いー (2021年8月13日 7時) (レス) id: 1db53eb3b6 (このIDを非表示/違反報告)
かいと(プロフ) - 好きっっっっ！(唐突) (2021年8月11日 15時) (レス) id: 1db53eb3b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょーこ | 作成日時：2020年3月25日 19時
