8，お父様ブチ切れ案件。 ページ8
私は使用人に送られながら馬車を降りる。
本当ならここで
すると、横にスタンバっていた執事が父の到着を耳打ちで告げる。
『お仕事お疲れ様でござ｢な…何だお前！！！！ふざけているのか！？その格好！！｣
https://www.instagram.com/p/CDnZC-cA93f/?igshid=152b1rifqja8v
(画像挿入できなかったので↑)
『ふふ、どうです？私の冴えない黒髪がこれで少しはよく見えるでしょうか？』
こんな事いってるが、恐らくこいつは脳みそが噴火しそうなレベルで憤怒しているだろう。
暗闇で見えにくいのが本当に残念である！！
｢お前っ！！なんだこの不格好な衣は！！！｣
『ふふ、今日はとても大事な日ですもの。総統様との番を目標とするならば周りより目立つものが良いと思いまして。』
『宝石のように輝いて揺れる簪が私のお気に入りにございます。それにほら、こちらでは珍しい絹製の髪飾りなんですよ。』
おほほと笑いながら隣をチラッと見ると、先程まで涼しい顔をしていた執事が額に汗を滝のように流してアワアワとしている。
ごめんな執事のおじいさん、、じいさん…あ！しつじぃちゃん！なんって！ｶｧ〜！
｢ﾁｯ、もういい！そこのメイド！仮のドレスを持ってこい！！｣
｢で、ですが旦那様…お嬢様この日のために一生懸命ドレスの製作を…｣
庇ってくれたのは、私のドレス製作をロリチキちゃんの他に唯一知っていた子である。
メイドちゃんの優しさにじぃんと来ていると
突然、小さな甲高い声があがる。
｢自分の身分をわきまえろ！！持ってこい！！｣
｢い゛っ…！…で、出過ぎた真似を…申し訳ございませんっ…｣
見ると、野郎が懐から出した万年筆で軽くメイドの手の甲を引っ掻いたようだった。
『……は？』
全身の血の気が一気に引く。と思った次第、今度は体が芯から皮膚の外まで溢れるほどに熱くなる。
自然と出た。
｢！？｣
次の瞬間、目の前の男が視界から逃げるように地面に崩れ落ちる。
｢旦那様！！｣
｢お嬢様！落ち着いて下さいませ！！｣
『………。』
｢こんのクソガキがぁぁ！！｣
ｶﾊﾊｯ
｢あーあーダメやでぇお嬢ちゃん。そんな冷えた目ぇせんとって。可愛いい顔が台無しやん。｣
さっきまで喚いていた父が静かになる。
｢わ、我々幹部…ゾ、ゾム様…｣
…
(((((いや誰)))))
9，ばいばーい☆もう帰ってこなくていいよー☆→←7，小説の力って偉大だね。
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にゃーちゃん - めちゃくちゃ面白いです！更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (2023年2月24日 0時) (
レス) id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
巫癒(ふゆ)VII(プロフ) - もしかしたら私の携帯のバグかもしれませんが15話が非公開になっているのか見れないですよ！ (2021年12月9日 12時) (レス) id: b8ba81222f (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぷこーん(プロフ) - 画像見たいんですが、インスタかな？ログインしてなくて……浴衣見たいなのであってますか？ (2021年8月31日 21時) (レス) id: 23b3a74ded (このIDを非表示/違反報告)
かいと(プロフ) - zm…っっっっ可愛いー (2021年8月13日 7時) (レス) id: 1db53eb3b6 (このIDを非表示/違反報告)
かいと(プロフ) - 好きっっっっ！(唐突) (2021年8月11日 15時) (レス) id: 1db53eb3b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょーこ | 作成日時：2020年3月25日 19時
