あ"ぁ"？てめぇら日本人バカにしてんのかぁぁぁ！？【wrwrd】

7，小説の力って偉大だね。 ページ7

｢お嬢様、こちらはいかがでしょうか？｣

｢こちらも凄くお似合いでございます！｣

｢ぁぁ、でもさっきのも捨てがたいですね…｣


クイズ！私は今どんな状況でしょーか！
じゅーう、ｷｭｰﾊﾁﾅﾅﾛｸｺﾞｰﾖﾝｻﾝﾆｰいーち
ゼロ！

正解は
｢今日は夜会なんですもの！飛びっきり着飾らないと！｣

メイド長がそう言うと、周りのメイドちゃんたちが“おー！”と声を上げる。

そう、あれから1週間後、つまり今日は夜会主催日なのである。
え？いきなり飛びすぎ？小説の力って偉大だね(((

｢お嬢様、こちらのピンクはいかがですか？｣

｢お嬢様！黄色も素敵にございます！｣

そういってメイドちゃんたちが持ってるくるのは綺麗なボールガウンドレスやプリンセスドレス。めちゃ可愛いんですが。
そこらの諸君。私がドレスなんか好きじゃねぇしキャラかと思った奴が何人かいるだろう？

普通に好きだわボケなす！！！！！
こちとら女子だぞ！？あ゛？！

ま、それは置いといて。
実はわたくし、前もって例のロリチキメイドたそと仕立て屋に行ってたのであーーーるん。

確かにドレスは可愛んだけど、この時代のやつってどれも似たようなもんだろ、多分。
せっかくなら超絶目立つ可愛いのがいいよね！ね！

『うーんどれも素敵なんだけど、今回のドレスはもう決めてるの。』

部屋の外の方へ声をかけると

｢お持ち致しました。｣

扉が開いて、例のロリチキちゃんが頼んでいたそれ(・・)を持ってくる。

『おぉ！我ながら上出来！』

綺麗な菊の花の模様のおかしな布生地。
ヒールの高い、おかしな木靴。
金属製ではなく布製のおかしな髪飾り。


それを見たメイドたちは、顔を見合わせ、なにかボソボソと言葉を交わしている。




｢お嬢様、本当にこれで行かれるのですか…？｣

8，お父様ブチ切れ案件。→←6，カオス。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す