21，バグりまくった距離間 ページ21
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じりじりと攻めよってくる鬱様に手首を掴まれる
細くて白いのに、自分より一回り大きい角張った手を見て男女の違いに一気に恐怖を感じた
さすがにやばいと思い、大きく手を振り払おうとする、
『ｯ鬱様…これは少し私には向いていませんわ』
離されることは叶わずさらに強くなった手首の力に、最後の希望が失われ声が震えた。
まさか震えるほどとは思っていなかったから、自分の声に自分が驚くなんとも馬鹿なヤツになってしまった
｢怖がらなくてええよ、大丈夫優しくするね｣
おいおいイケメンに襲われてるとか願望じゃん…、って脳内で何回も唱えるが体の冷や汗と震えは治まらない。
ここまで来るとイケメンよりも気持ち悪いの域の方が強くなってしまいそうだ。
力の向きを変えられてそのままベッドに馬乗りになって押し倒される
経験したことないバグりまくった距離間に体がすごく熱くなる
それと同じくらいの恐怖にも埋もれる。
『ｯ…』
目頭が熱くなった
やば、抑えきんない
｢………なーんてなっ☆｣
『、へ』
｢すまんなぁちょっとイタズラしてみたくなっちゃって、｣
手首の力がぱっと無くなり、鬱様は軽く笑ってベッドから降りる
｢でも覚えといてな、ここの奴らは優しいのばっかじゃないから気を付けぇ｣
Aちゃん可愛いから心配やねん、と後に付け足し頭を軽く撫でられる。
｢怖かったよなぁごめんなぁ、あ、せやお着替えにメイドさん寄越そか？｣
ようやく火照った体が冷えてきたのに、自分がネグリジェ1枚だったことに気づいてまた熱くなる。
『、っ大丈夫です。お気遣いありがとうございます』
｢そか、じゃあ部屋の前で待っとくな。お腹空いたと思うし、朝食か昼食か分からんけど食堂行こうや？僕もなんか小腹空いたし｣
そう言い残すと鬱様は部屋から出てしまった
何がしたいのか正直分からなかった
あと思ったより恋愛経験の無さがしっかり出た。前世の自分のぼっち具合を痛感しちゃったねぇうん。
同級生だった生徒たちはこういうことを楽しめるほど大人だったのだろうか
『はぁぁ、、ほんとに、………………』
当たり前にまわりに凛々しく振る舞う自分を、鬱様の前ではこれから先見せられないのではないか
そう思ってしまってなぜか急に恥ずかしくなった
22，尖ってきたなぁ！大先生！→←20，うーーーーーん、クソ。
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にゃーちゃん - めちゃくちゃ面白いです！更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (2023年2月24日 0時) (
レス) id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
巫癒(ふゆ)VII(プロフ) - もしかしたら私の携帯のバグかもしれませんが15話が非公開になっているのか見れないですよ！ (2021年12月9日 12時) (レス) id: b8ba81222f (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぷこーん(プロフ) - 画像見たいんですが、インスタかな？ログインしてなくて……浴衣見たいなのであってますか？ (2021年8月31日 21時) (レス) id: 23b3a74ded (このIDを非表示/違反報告)
かいと(プロフ) - zm…っっっっ可愛いー (2021年8月13日 7時) (レス) id: 1db53eb3b6 (このIDを非表示/違反報告)
かいと(プロフ) - 好きっっっっ！(唐突) (2021年8月11日 15時) (レス) id: 1db53eb3b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょーこ | 作成日時：2020年3月25日 19時
