15，ドキドキ★小説ご都合まほう ページ15
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｢…夜会も終わったのにお邪魔していたら悪い。そろそろ失礼しますね、今回の礼は必ず｣
このじじい、完全に無かったことにしてやがる、、
｢あ、あぁ、分かりました、ぐ、グルちゃんに連絡した方がええの？これ｣
｢いや、俺の方から言っとく。大先生は2人を送ってくれる？｣
｢わかった、それなら行きましょうか｣
｢はい、お父様体の具合は如何ですか？｣
｢…｣
これおうち帰ったらちょっとヤバいなーなんてあははは…
少し煽りすぎたなぁぁぁくっそぉぉ、、
鬱様が扉を開け、どうぞと軽く手招きする。
｢？｣
父に続いて私が出ると、軽く後ろに髪が引っ張られる感覚がした
｢あっ｣
｢おっあ、すんません、｣
Aちゃんこだわりの簪が、鬱様の胸のしゃらしゃらした綺麗な飾りにひっかかっていた。
え？そんなことあるって？小説のご都合魔法だよ(((
｢えっと、すみません、ほんと、、｣
｢あ、いや全然大丈夫ですよ、ちょっとまってなぁ…｣
私は後ろを振り向けないし、鬱様はがんばって居るようだが、なかなか解けない。
｢んー、僕手先不器用やからなぁ…｣
鬱様が手こずっていると、奥の椅子からしんぺい神様が"大丈夫そう？"と立ち上がろうとする。
｢あー！大丈夫ですよ、ほんとに何から何まで幹部様に申し訳ございません。こんな馬鹿げたドレスにするからだ、全く。｣
やれやれと呆れたように息を吐きながら、前にいたそいつはこっちに向かってくる。
ちょ、何何やめてください、空気がよご……
｢な、、え､ﾍ？｣
｢えっちょ待っ｣
何かがズッと頭から大きく引き抜かれる、と同時に頭の後ろが重くなって鬱様の方によろめいた。
｢はっこんな小汚いドレスのせいで((ﾎﾞｿｯ…｣
肩から胸の前へ、さらりと黒い一筋の束が垂れる。
前を見ると、男の手には光を反射する簪、それと根元を結っていたリボン、見えない固定用で使っていた小さな数個の簪。
こいつマジかよ
｢解けたな、これ以上幹部様に迷惑をかけるんじゃないA。｣
｢………ありがとうございます｣
｢は、えっ！？なんで平然としてるん！？｣
｢鬱様も、お手数お掛けしました、大変申し訳ございません、｣
イカれてるじゃ済まされないでしょ、
頭に血登りすぎて、これじゃ自分の首絞めてるし。
｢ちょ、公爵令じょ、Aちゃん｣
｢大丈夫ですよ、鬱様、お時間を割いてくださりありがとうございました｣
｢さぁ、帰ろうか、A｣
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にゃーちゃん - めちゃくちゃ面白いです！更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (2023年2月24日 0時) (
レス) id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
巫癒(ふゆ)VII(プロフ) - もしかしたら私の携帯のバグかもしれませんが15話が非公開になっているのか見れないですよ！ (2021年12月9日 12時) (レス) id: b8ba81222f (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぷこーん(プロフ) - 画像見たいんですが、インスタかな？ログインしてなくて……浴衣見たいなのであってますか？ (2021年8月31日 21時) (レス) id: 23b3a74ded (このIDを非表示/違反報告)
かいと(プロフ) - zm…っっっっ可愛いー (2021年8月13日 7時) (レス) id: 1db53eb3b6 (このIDを非表示/違反報告)
かいと(プロフ) - 好きっっっっ！(唐突) (2021年8月11日 15時) (レス) id: 1db53eb3b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょーこ | 作成日時：2020年3月25日 19時
