魔女だけどいけるか？5“後半”

本音？ ページ4

ＮＯside



ザザザッ！


ﾊﾞﾗﾑ「入間くん！ほか三人も！なんでここに！？ここは立ち入り禁止になってるはずだよ！！」

ｲﾙﾏ「バラム先生！？それにカルエゴ先生達も！どうして？！」

ｶﾙ「そんなことはどうでもいい！今すぐここから離れろ！危ないだろうが！」

ｸﾗﾗ「イヤ！Aっぴ助けなきゃ！！Aっぴポニーテールにやられたんだよ！」

ﾘ-ﾄﾞ「オロバス・ココね！」

ﾅﾌﾗ「ぎゃぎょ！！」

ｵﾘｱｽ「オロバス・ココ……確か家系能力はトラウマだったような……」

ﾂﾑﾙ「そうです！幻覚を見せる家系能力です！でもなんで……」

ｴｲﾄ「対処方法はないんですか？！」

ﾂﾑﾙ「Aちゃんがあの状態じゃ打つ手がありません！」

ﾘ-ﾄﾞ「そんなっ！｣

ｸﾗﾗ「Aっぴーー！！！！きーーこーーえーーるーーー？！」

ﾅﾌﾗ「ギョギャァー！！？」

ﾘ-ﾄﾞ「オロバスに魔術を止めさせれば何とかなるんじゃないの！？」

ｵﾘｱｽ「そうは言うものの……これは収穫祭…直接的に攻撃してないから」

ﾘ-ﾄﾞ「なんで！！何とかしてよ！！Aちゃーーーん！！」

ｲﾙﾏ「Aーーーー！！！」



















Aside




あれ……誰かが呼んでる…………


返事を…し…なきゃ…………


いや…いいや…………


きっと何かの間違いだ……


誰も私の事なんて求めてないんだから……


必要としてないんだから……


結局………


最後はこうなる運命だったんだよ……


幸せなんて四文字……


最初からなかったんだ……


誰も愛せないくせに、誰かに愛してもらおうなんて図々しかったんだよ……


もう、どうでもいい……


どうでもいいから……


私のことを呼ばないで！！！

──────────













□



















『うるさい！！うるさいうるさいうるさい！！！みんな嫌い！大っ嫌い！！嫌い嫌い！！

どうせ捨てるくせに！！優しくなんてして欲しくない！！もう私なんかの名前呼ばないでよ！！いらないっいらない！！！』





ﾊﾞﾗﾑ「A……ちゃん…？」

ﾛﾋﾞﾝ「さっきよりも酷くなってる！？」

ﾘ-ﾄﾞ「Aちゃん！？うそっ……だよね？Aちゃん！？ねぇってば！！」





『もう……やめて…………』





ｸﾗﾗ「Aっぴ！」





『全部壊れてしまえ……全部…全部……全部！！！いらないいらないいらないいらないいならい！』





ｲﾙﾏ「A！！！」

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