魔女だけどいけるか？5“後半”

打ち上げ！ ページ18

NOside


約4日間の収穫祭を終えて……
1年生は講堂へ集められる


ｱﾒﾘ「さあっ！皆の者！！打ち上げだあ！！」

おおぉぉぉぉーー!!



打ち上げは無礼講
そこでは各々が交流し、健闘を称え合い、お互いを労い合う



「運べ運べッ！」
「宴だ〜〜！！」

ここに料理を運んでくるシェフ達も大忙である

「おお？すごい人混み」
「みろ！あそこ！！若王だよ！」
「おおっ！あれが若王！イルマ＆リード！！」


シャランラ〜〜


椅子に座っている入間とリードだが……
入間の隣にはクララとアスモデウスがドーンと効果音がつくように立っていた



((どれが若王……？))



ﾘ-ﾄﾞ「って！ちょっと！イルマくん！！その……なんなのこの布陣は！？なんで4人！？」

ｲﾙﾏ「うん…実はね……」


死闘を極めた収穫祭……その中で自分の居場所を再確認した結果……



ｲﾙﾏ「なんだかすごく……離れがたくて……！！」

ﾘ-ﾄﾞ「さびしんぼかい」

ｲﾙﾏ「本当はAにもいて欲しかったんだけどね……」




【回想】

ｲﾙﾏ「あの……Aは参加できないんですか？もうそろそろ打ち上げが……」

ｽ-ｼﾞ-「ふいっ！魔力が戻りきってなくて……」

ﾓﾓﾉｷ「そうですね……参加は難しいと思います。私としても参加して欲しいですが……」

──────────



ｲﾙﾏ「今はおじいちゃん達が見てくれてて……Aは眠ってて話もできなくて……」

ｱｽﾞ「イルマ様……」
ｸﾗﾗ「イルマち……」

ﾘ-ﾄﾞ「そうなんだ……」


シ──────────ン

少し暗い雰囲気になってしまった





トスッ！！


ﾘ-ﾄﾞ「！！？？」

ｼﾞｬｽﾞ「まあまあ、そんなしけたツラすんなって！Aちゃんだって若王がそんな顔してたら面白くないだろ？リード髪型は面白いけど」

ﾘ-ﾄﾞ「ちょっと待てジャジー！！髪型面白いって何！？面白くないから！かっこいいから！」

ｱｽﾞ「？ドロドロ兄弟と話してたんじゃないのか？」

ｼﾞｬｽﾞ「いや〜、話したんだけどさぁ……
全然話が噛み合わなくて」う〜〜ん。

ｱｽﾞ「なんでだ……？」



ズン！



「ウム！己のところにもまた来たぞあの兄弟」

ｲﾙﾏ「サブノックくん！」

ｻﾌﾞﾛ「そのまま軍曹を探しに行ったのでな……どさくさにまぎれて己もバラム師をまいてやったわ！」説教が長い。

ｲﾙﾏ「そっそうなんだ」

ｻﾌﾞﾛ「ついでに……」

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