魔女だけどいけるか？3

アメリさん？ ページ14

Aside


『なんでもっと早く言いに来なかったんですか！！』

ｷｯｼｭ「彼をせめても仕方ない！」

『そうですけど……ッ(アメリさん…大丈夫ですよねッ)』



ダダダダダダ


バンッ


『会長！！』

ｼﾞｮﾆｰ「！！会長！！大丈夫ですか！？」

ｸﾞﾚｲｳﾞ「医務室…ッ」

ｱﾒﾘ「ん……」ピクッ

『大丈夫ですか！』

ｱﾒﾘ「だっ大丈夫……」

ｷｯｼｭ「！」

ｽﾓｰｸ「おケガは……！？」

ｱﾒﾘ「ありませんわ」

『そうですか！それはよかっ……』

『「「 わ？ 」」』

ｱﾒﾘ「あの…あと何か羽織るものを……この服…露出が多くてはっ恥ずかしいので…」


『どうぞ！私ので良ければ』

ｱﾒﾘ「ありがとうございます」

((( え…ええぇえええええ！ )))



悪魔学校バビルス全６学年在校生666名
数多の悪魔が共存する学内でその秩序を保ち監督する集団こそ 高潔にして冷血悪魔のエリート


生徒会であ…ｱﾒﾘ「ごきげんよう」





ﾓﾌﾞ「聞いたか！会長の話！？」
「まるでべつじんだって」
「かわいい」
「一体何が……」



『？』ピクッ

ｽﾓｰｸ「どした？」

『いえ…』

ｲﾙ「注目されてますね」

ｽﾓｰｸ「あれじゃあねぇ でも日常生活を体感すれば性格も戻っていくだろうって先生の見解だしね」

『はい……』















数時間前 医務室


ﾓﾓﾉｷ「名前は？」
ｱﾒﾘ「アザゼル・アメリです」

ﾓﾓﾉｷ「学年は？」
ｱﾒﾘ「2年……」

ﾓﾓﾉｷ「自分が生徒会長だったことは覚えてる？」

ｱﾒﾘ「はい 以前の自分のことは大体…その…少々粗暴…でした」





ﾓﾓﾉｷ「────記憶はしっかりしてる 精神面への魔術とみてまず間違いないわね」

「謎の煙を浴びたって言ってるけど乙女モードにする魔術なんて初見よ」

『解くのは難しいんですか？』

ﾓﾓﾉｷ「魔術がすごくこんがらがっているのよ 素人が編んだセーターみたい 無理やり解くのは無理だけど術自体は簡単なものだから時間が経てば元に戻るはずよ」


「とにかく経過を見ていくしかないわね」

『そうですか……』

ｱﾒﾘ「あ！」手を振る


『ﾆｺ』手を振り返す




ﾓﾓﾉｷ「君たちも！シャキッとしなさい！」



先輩方


ズーン



『まったく……』



















というわけで乙女モードのままアメリ会長は日常に戻った────…のだが

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