【あんスタ】私の許嫁はキラキラ笑顔の一等星！？【明星スバル】Part3

許嫁89 ページ12

「ちょっと待ってください！スバルは今は私の許嫁です！」

これは事実でしょ？榊原さんとやらとスバルを引き離す私。

「俺もあのころプロポーズとは思わなくて…」

ただ単にこっちに戻すだとかの意味だったらしいけど…スバルとしては。

「それに私達は親が認めてなった許嫁だとしても今はお互い好き合っています」

「そうだよ！」

それに許嫁ではなく一方的な片想い。

立場は私の方が優勢なはずでしょ？

両想いの私が勝つことは目に見えてるはず。

「悪いんですけどお引き取り願います」

「嫌ですわ」

は？

「どちらかが認めてくれるまで私は帰りませんわ」

この女ッ…！！ただの傲慢で上品なだけじゃない…。

性悪だ！！

でもそんなこと言ったらこのSPらしき人に何されるか分からん。

強面だし。

「俺達は認め合ってる許嫁なのになんで諦めてくれないの！？」

「諦める理由なんてありまして？」

大ありだわ！！

「えぇー…」

「貴方の事が好きなのに…」

…それはそうかもだけど…好きという気持ちには勝てないと思うけど…。

そんなことを思っていると衝撃を通り越しショックな出来事が起きた。

「スバル様…」

「ん！？」

「えっ…！？」

私の…スバルの事が大好きでたまらない私の目の前で…。

キスをされた。

しかも頬やおでこじゃない…。

唇と唇の…キスだ。

「うっ…うぅ…くっ…」

私はついへたり込んで泣いてしまった。

キスなら私達も何度もある…。

けど……。

「A！！」

泣く私をよそにスバルの応答なしにスバルを連れて行く。

なるほど…キスをすればこっちのものか…。

「…………」

私は電話を掛けた。

会わないと心が落ち着かない人物は一人だけ。

その人に会いたい、心を落ち着かせたい。

『もしもし？いい度胸だねぇ、この俺をフったばかりなのに」

「今からそっち行く」

『は？』

泉くんに会いたい…。


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泉さん久々の登場です！

従兄妹泉だと使い勝手良いもんですね！←失礼

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