【あんスタ】私の許嫁はキラキラ笑顔の一等星！？【明星スバル】Part3

許嫁89　―可愛い女の子視点― ページ11

あれは私が小さい頃―――――。

「うっ…うぅ…ぐすっ…」

私は家の傍の公園で泣いていました。

あの頃はお父様もお母様も遊んでくれずお友達もいませんでした。

「お父様も…お母様も…なんで遊んでくれないのかな…？」

「じゃあ俺が遊んであげる！」

「え…？」

その時に現れたのが…スバル様でした…。

あれから私達は色んな遊びをした。

あれは1年たった時の事。

「え！君…引っ越しちゃうの？」

「…うん、お父様のお仕事の関係で…」

「そっか…」

私はスバル様と離れることが嫌だった、だから。

「もしも大人になっても戻って来なかったら…私の事迎えに来てくれる？」

「……うん、俺が君の事絶対に迎えに行ってあげる！」

「ありがとう！」

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「スバル様、思い出してくださいましたか？」

「…えーと…あ！榊原初音！(さかきばらはつね)」

思い出してくれた…。

「思い出してくださったのですね、スバル様」

「スバルー！！」

と隣の人(A)がスバル様の胸ぐらを掴んだ。

はしたないお方。

こんな方、スバル様には不釣り合いですわ。

「聞かされる前になんて話してるのよ！！」

「いや！俺、そんなプロポーズとか思ってなくって…初恋すらまだだったころだし…」

私はスバル様に抱き着いた。

「ちょっ！」

「約束は約束ですわ」

私はこう告げた。

「スバル様…、このお方とは別れて私のフィアンセになってくださいまし」


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えっとここで新キャラの説明を。

榊原初音(さかきばらはつね)

スバルやAと同い年。
夢ノ咲学院プロデュース科(父が有名プロデューサー)
性格はお上品、腹黒。
黒い背中までのストレートで赤い瞳で可愛い女の子。
スバルに昔逆プロポーズまがいのことをした(スバルはプロポーズとは思わなかった)
榊原グループのご令嬢。

ライバルは性格悪いのが王道ですよね。

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