№7 ウソ×ト×ウソ ページ8
キルア「……もう一回聞くよ?
あんた何者?」
アズリ『…ただの少年だよ?』
僕がそう答えるとキルアは興味無さそうに「あっそ」と呟いた後耳元で
キルア「誤魔化せると思ってる?」
と言ってきた
アズリ『…あんたこそ何者?』
そう尋ねるとキルアは
キルア「俺?俺はただの少年だよ」
表情1つ変えることもなく淡々と言う
アズリ『……嘘だ』
キルア「そっちこそ」
するとその様子を見ていたゴンが「あとどれ位でつくのかな?」と聞いて来た
おそらく話の流れを変えたかったのであろう
それに対しキルアは「さあ?」とだけ答えた
アズリ『……僕も分かんないや』
ゴン「だよね
あ、あれ見てよ」
アズリ『ん?』
ゴンが指指した方向には頂上が見えない程長く続く階段があった
サトツ「さて
ちょっとペースを上げますよ」
サトツさんはそう言った後スイスイと階段を登って行った
アズリ『ここらで結構リタイアしそうだね』
キルア「ああ、それにしてもペース遅いよな」
……確かに
アズリ『まあ、そうだね』
そう言うキルアと僕はまだまだ余裕があったががゴンが少し汗を浮かべているように見えた
ゴン「そう言えば2人とも何でハンターになりたいの?」
キルア「俺は別にハンターになんかなりたくないよ
ただものすごい難関だって言われてるから面白そうだと思っただけさ
でも拍子抜けだな」
そう言ってるキルアの目は嘘をついて無かった
どうやら本当に「面白そう」っていう理由だけで来たらしい
ゴン「……アズリは?」
アズリ『僕?……僕は………』
素直にお金のためって言うのも何か恥ずかしかったのでとりあえず
アズリ『…興味があったから』
とだけ言った
キルアは隣で「嘘つけ」っと小さく呟いていた
アズリ『……ゴンは?』
ゴン「俺は――――」
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紫陽花(プロフ) - アクアさん» ありがとうございます!ペースが落ちて来てるので頑張りたいと思います! (2015年3月7日 20時) (レス) id: 38769d9d08 (このIDを非表示/違反報告)
アクア - 面白かったので更新頑張ってください (2015年3月5日 2時) (レス) id: 2a7f5290d4 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - 時雨さん» ありがとうございます!テスト期間なので更新出来て無いですがテスト終わったらまた更新したいと思います! (2015年2月22日 11時) (レス) id: 38769d9d08 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - すっごく面白いです!!続き楽しみにしています!! (2015年2月22日 9時) (レス) id: 51504552ac (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - そらさん» ありがとうございます!良い作品に出来る用に頑張ります! (2015年2月10日 21時) (レス) id: 38769d9d08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2015年2月5日 22時