【HUNTER×HUNTER】 虹眼で半魔獣の少年

№24 ニジシケン×ノ×ゴウカクシャ ページ25

メンチ｢じゃあ見ときなさい……よっ！｣
と谷へ飛び降りて行った

ネテロ｢マフタツ山に生息するクモワシ
その卵をとりに行ったのじゃよ

クモワシは陸の獣から卵を守るため谷の間に丈夫な糸を張り卵をつるしておく
その糸にうまくつかまり1つだけ卵をとり岩壁をよじ登って戻ってくる｣

ネテロさんの説明が終わると同時に岩壁を登り終えたメンチさんが顔を出す


メンチ｢よっと
この卵でゆで卵を作るのよ｣

キルア｢あー良かった｣
ゴン｢こう言うのを待ってたんだよね｣

半数近くが躊躇いも無く谷へと飛び込んだ
僕はと言うと｢合格してるからアズリはいいよ｣と言われたため谷の上から皆を眺めていた

そしてゆで卵が完成し食べてみる
美味い…

市販の卵とは比べ物にならない程だ
濃厚な味でいてその上舌の上でとろけるような深い味が口の中に広がる
食感もフワフワとしていてとても柔らかいが食べる程味の深みが増し素晴らしい卵だった

そして合格者達は飛行船へと乗り込んだ




――第二次試験後半

メンチの料理

合格者43名―――



キルア｢うわ すげー｣
ゴン｢宝石みたいだねー｣
アズリ『本当にね』

僕達は飛行船から外の景色を眺めていた
ビル等の人工的な光がまるで宝石のように輝きとても素敵な眺めとなっていた

ゴン｢キルアのさあ……父さんと母さんは？｣

キルア｢んー？多分生きてるよー｣
多分って…
それを平然と言うキルアの家系ってどうなってるんだろう
気になりキルアに問いかける

アズリ『何してる人なの？』
その質問に間髪入れずに答える

キルア｢殺人鬼｣

すると再び間髪入れずにゴンが質問する
ゴン｢両方とも？｣
そう聞くゴンの顔は真剣なものだった

キルア｢面白いなお前って｣
笑いながらキルアは言う
確に殺人鬼というのを聞いてそれを真剣な顔で聞き返せるのは凄いと思う

大抵の人は冗談と感じるだろう






それにしても本当二人って仲いいな

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