【HUNTER×HUNTER】 虹眼で半魔獣の少年

№21 ゴウカクシャ×ハ×ヒトリ ページ22

僕は魚を使う事に驚きを隠せずにいるとレオリオがって……まだ顔腫れてたんだ

レオリオが寿司を持って来た……が
それはオニギリ位の大きさに握ったご飯の中に魚が何匹も刺さったとても不気味な見た目だった

メンチ｢食えるかぁっ｣

メンチさんはそれを皿ごと放り投げた
まあ、仕方無いだろう

次はゴンだ

ゴンはご飯の形こそは僕と同じであったが真ん中に魚が刺さっていた

メンチ｢403番(レオリオ)とレベルが一緒｣
と放り投げられた

……その後も色々な人が寿司を作るが誰も完成させる事が出来無かった
それにしても僕は魚という情報を知らなくて良かったと本当に思う
魚と言う事を伝えられていたならば恐らくゴンと同じようなものになっていただろう……

――そして数時間がすぎ試験が終了した

合格者は



―――何と！！！






メンチ｢二次試験の合格者は1人よ！！｣
…僕一人だ

ザワザワ


試験会場がまたザワつき始める
無理もないであろう
僕が反対の立場ならば何て理不尽なと心の中で愚痴を言っていたであろう

するとドゴオォォオン！！という破壊音が響く
どうやら試験の結果に納得できない受験者がキッチンを破壊してしまったらしい

｢納得いかねえな
俺が目指しているのはコックでもグルメでもねぇ！！
ハンターだ！！
美食ハンターごときに合否を決められたくねーな！！｣

その受験者からは怒気が出ていた……が
もっと暗く深く不気味な殺気が受験者の中から溢れ出ている
それに気づいてる人は少なかったがとても嫌なもので汗が出て来た
その殺気の正体がヒソカのものと理解するのに時間はかからなかった

メンチ｢今回のテストでは試験官運がなかったってことよ
また来年がんばれば―――？｣

｢ふざけんじゃねえ―――！｣

その人は怒りの余りにメンチさんに突っ込む
まずい！あのままじゃ



メンチさんに殺される！

僕は素早くメンチさんに殴りかかろうとしている男の元へ駆け寄り無防備な足を払って尻餅をつかせた
｢てめぇ！！｣


起き上がった直後怒りのあまり我を忘れ今度は僕に襲いかかってきた

アズリ『……どうしよ』

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