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№18 ショウネン×ノ×カコ ページ19

その当時の僕はまだ6歳程度だったと思う

両親は何者かに殺され家は僕が居ない間に燃えていてその日の食べ物を探すのがやっとの状態だった

アズリ『……………』

フラフラとおぼつかない足取りで歩いて行く
行くあても無いがとにかく前に前にと歩いて行く
するとグワアンと周りの視界が歪んだ
ゆっくりと瞼が重くなってゆき地面に膝から崩れ僕の意識は完全に飛んだ


そして僕が目を覚ますとそこは何処かの家だった

誰が
一体
何故
襲われる
逃げなきゃ
殺される

頭の中で恐怖が渦巻く
すぐさまここから逃げ出そう
そう決め立ち上がろうとするが上手くいかない
足は震えるばかりでちっとも言う事を聞かない
次第に冷や汗が吹き出て来た


すると何処からか「あー!まだ寝てないとダメでしょう!」と声が聞こえた

一体何処に……!?
すぐさま辺りを見渡す
するとエプロンを着た若い女性が何かを作っていた

メンチ「ほら、もう少し寝といて
あんた道のど真ん中で倒れてたんだよ?」

そしてその女性は僕にとって初めて見る存在であった
この人は僕に敵意を向けてこなかった
今まで敵意しか向けられた事のなかった僕はそれを本能で察した

メンチ「ほら、ご飯だよ早くお食べ」

目の前を見ると机の上色鮮やかで豪華な料理が沢山並んでいた
僕は気が付けばその料理にがっついていた


メンチ「あー!手で食べ無いで箸を使いなさい!」

そんな言葉が耳に届かないくらい僕は夢中になって食事を食べていた
食べている途中に目から何やら水が出てきた
その時の僕はそれが涙だと理解する事は出来なかったがとにかく夢中になって食べた





アズリ『と、言う感じで1回僕はメンチさんに命を救われたんです』
ブハラ「へー…メンチがねぇ……」
メンチ「その言い方は何……?」

ブハラ「いや!特に深い意味とかは無くて!あ!ほら!来たよ!」

ブハラさんが森の方を指差すとそこには豚を持ってこちらに走って来る集団がいた

何か、凄いシュールだ

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紫陽花(プロフ) - アクアさん» ありがとうございます!ペースが落ちて来てるので頑張りたいと思います! (2015年3月7日 20時) (レス) id: 38769d9d08 (このIDを非表示/違反報告)
アクア - 面白かったので更新頑張ってください (2015年3月5日 2時) (レス) id: 2a7f5290d4 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - 時雨さん» ありがとうございます!テスト期間なので更新出来て無いですがテスト終わったらまた更新したいと思います! (2015年2月22日 11時) (レス) id: 38769d9d08 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - すっごく面白いです!!続き楽しみにしています!! (2015年2月22日 9時) (レス) id: 51504552ac (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - そらさん» ありがとうございます!良い作品に出来る用に頑張ります! (2015年2月10日 21時) (レス) id: 38769d9d08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2015年2月5日 22時

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