私の彼氏はドS王子

★亜嵐side ページ40

亜嵐side






岩田剛典






俺の幼馴染み



小さい頃からいつも一緒でよく遊んでた



中3の時、アメリカに引っ越して以来


ずっと会ってなくて、何年ぶりに


また、こっちに帰ってきた




剛｢亜嵐、久しぶり！｣


亜｢剛典！｣


剛｢変わってねーな｣


亜｢お前もな！｣


久しぶりの剛典に俺も少し舞い上がって



亜｢そうだ！会わせたいやつがいるんだ！｣



剛｢へー、彼女？｣



亜｢彼女っていうか、まだ、友達かな？｣



剛｢じゃあ、その子のこと好きなんだ!｣



亜｢・・・・・・まあね/////｣






〜数分後〜





いつもの場所に(名前)がいて


その隣になぜか、涼太もいる



亜｢あ！いたいた！あの子だよ！｣



剛｢え？どの子？よく見えない｣



亜｢よ！(名前)！｣



『あ！あらっ・・・・・・・・・』






あれ？どうしたんだろ？


みるみるうちに青ざめていく


(名前)の顔




亜｢ん？どした？｣



剛｢・・・｣




え？剛典まで青ざめてる



亜｢あ！(名前)紹介するよ！
俺の友達の岩田剛典｣




剛｢(名前)・・・｣



亜｢あれ？知り合いなの？｣



剛｢昔の…『違う』





なに？・・・・・・今の？



剛典の言葉を聞きたくないかのように



さえぎる(名前)




『違うよ、何もない、初めて会った』



(名前)の声が震えてる




亜｢そっか、じゃあ、はじめましてだね｣



剛｢・・・｣



なんだろう、この重い空気



涼太も気まずそうな顔してる



俺、なんかした？




・・・と




涼｢(名前)ちゃん？どうかした？｣




『・・・・・・・・・っつ』




ﾀﾀﾀﾀﾀｯ



そしたら急に走りだした(名前)




亜｢あ！(名前)！｣


涼｢(名前)ちゃん！｣


剛｢・・・｣






おかしい・・・・・・絶対おかしい




なんか秘密があるんだ





あの２人には・・・








俺には知らない過去が・・・

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