私の彼氏はドS王子 (ページ19)

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★私side ページ19

私side

｢｢行こう！｣｣

と言われ私が今いる場所は

涼｢～♪離したくないMyonlyLove
でも今冷たそうなその手を
握っていいかが分からないよ～♪｣

亜｢やっぱ涼太、歌うまっ｣

玲｢感動するわ｣

涼｢ありがとう～！｣

亜嵐達に誘われて、いや、ほぼ強引に

カラオケに来た

涼｢Aちゃんもどうだった？｣

『え？あ、ああ、うまかったよ！』

玲｢お前、ちゃんと聞いてたか？｣

聞いてましたよ!!!

亜｢Aもなんか歌いなよ！｣

『え？やだよ！』

涼｢そう言わずに、はい！｣

って言ってさりげなくマイクを

渡してくる長身仔犬野郎

亜｢曲、勝手に決めるからね！｣

いや、歌う本人に

決めさせるでしょ！普通

しょうがない、さっさと

歌って終わらせて帰ろう

『～♪君と目が合った瞬間すぐに目を
そらして窓の外見てたような
振りをしてしまう～♪』

別に恋なんてしてないのに何故か

片想いを歌うなんて

歌も無事歌い終わると・・・

亜｢すげ～｣

『え？』

涼｢Aちゃん
歌うまいんだね！｣

玲｢やばっ｣

なんかわかんないけど

すごいほめられた

『ありがとう(〃▽〃)』

涼｢あ、照れた？｣

『て、照れてない!』

亜｢ほんと～？｣

玲｢顔、真っ赤笑笑笑｣

『うっさい！』

～1時間後～

『私、そろそろ帰る』

涼｢え？もう、帰るの？｣

亜｢もう、8時じゃん｣

玲｢外、暗いな｣

亜｢A送って、涼｢俺が送る｣

亜｢え？｣

『へ？・・・』

涼｢いいよ、亜嵐くん
俺がAちゃん送ってくから｣

亜｢あ、ああ、そっか、よろしく｣

・・・

なに、この気まずい空気

さっきの楽しい雰囲気と全然違う

涼｢Aちゃん帰ろう！｣

『う、うん』