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昨夜よりも涼しい気がした
柔らかく風が吹いていて
周りの木々と一緒に私の頬も撫でながら、通り過ぎていく。
一口、また一口と喉を潤すオレンジジュースが
もう吸い上げられなくなった頃
今日も、貴方の声がした
湧「よ！」
「…」
湧「なあんでそんな顔すっかなあ(笑)」
「なーんでまた顔合わせなきゃいけないかなあ、、」
いつの間にか、昨日と同じ場所に座っていた“わく”。
足音も立てないで来るなんて、どこぞの悪趣味おじさんだよ。
「なんでって、私の休憩時間だから入ってこないんで欲しいんですけど」
湧「まあまあそう言わずにさあ、30分ぐらい付き合ってよ」
「さんじゅっぷん、って結構な長さなの分かってる？」
湧「あれ〜お前オレンジジュースとかかわいいの飲んでんじゃん(笑)」
なんだか揶揄われたようで、自分の唇が自然と尖ってしまったのがわかった。
「またなって、昨日言ったの本当だったの」
湧「あったりまえじゃーん！！てかちゃんと覚えてたんだ、うける(笑)」
「まじでうざい、」
この空間に照明なんてないのに。
くしゃ、と笑ったその顔がなぜか眩しくて
思わずわくから目を逸らしてしまった
大口を開けた彼の唇の下
今日も犬歯が、ちらりとこちらを覗いた。
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スイ.(プロフ) - リリーさん» こちらこそ読んでくださり、そしてコメントまでしていただきありがとうございます☺️そう言っていただけてとっても嬉しいです…！これからも楽しみをお届けできますように🌟 (8月18日 20時) (
レス) id: e6a739559e (このIDを非表示/違反報告)
リリー(プロフ) - 本気で涙が溢れ出した作品でした。素敵な作品をありがとうございます😭 (8月16日 20時) (レス) @page27 id: 96d2fca65a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイ. | 作成日時：2023年8月12日 23時
