エリザベスの恋心

これは何？ ページ1

「エリザベス？朝だぞ？」

そういいながら私の胸を鷲掴みにしているのはメリオダス様だ。

「メッメリオダス様！！起きますから！！」

慌ててベッドからでる私を見て、メリオダス様は
ニヤニヤと笑っている。

あっまただ。この感じ。
いつも、私の事を見て笑うメリオダス様を見ると、
無性にドキドキしてしまうのだ。

変な薬を飲まされているような…心を見透かされているような…

なんだか分からないけれど、メリオダス様には、私のこの気持ちが伝わってしまっている気がする。

「エリザベス？どした？顔赤いぞ？」

メリオダス様に触れられた頬がすごく冷たくて、私は

「ひゃっ」

という声と共に、後ろにバターンとひっくり返ってしまった。

熱のせい→

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