個人情報流出1 ページ39
イトナside
『ハァ〜………』
土曜日の昼下がり、シルク宅にてある一つのブログを見ながら俺は深〜い溜め息をついた
かなり不味い方向に事が進んで来たなぁ…どうするか…
シ「んぉ、イトナどした？深刻そうな顔して」
頭を抱えてウンウン唸っていると、机一個挟んだところで筋トレ中のきんにk…ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝシルクがダンベルを両手に持ったまま俺が持っているタブレットを覗き込んで来た
せめて置けよダンベル…
ま、そんなどうでもいい事は置いておくとして…
『…えーと、シルクはスイ兄の事は知ってるでしょ？あのゆるふわ兄さん』
シ「あぁ、知ってるぞ？それがどうかしたのか？」
『実はな…俺とスイ兄の本名どころか家までバレそうなんだ…いや、下手したら俺の妹も危ないかもしれん…』
シ「……ハァッ？！」
一瞬ポカーンとしたシルクだったが、直ぐに目を見開いて驚いた
驚き過ぎて両手に持っていたダンベルを落とし、危うく俺の足に当たりそうだった
『あぶねッ』
シ「あ、悪ぃ…ってそうじゃなくて！！本名と家がバレそうってどういう事だよ？！」
『落ち着け落ち着け…とりあえず座れ』
マ「何だ何だ？」
ン「どしたの？」
半狂乱状態のシルクを宥めて座らせた直後、騒ぎを聞き付けキッチンで今日の昼飯を作ってたマサイとンダホも来た
二人共シルクの慌てぶりを見て異常事態を察したのか、神妙な顔付きになりその場に座った
『えっとなー…詳しく説明すると…シルク、前に妹が破落戸に絡まれたところに偶然居合わせて助けた事は知ってるよな？』
シ「お、おぅ」
『んで、そん時軽い変装してんだがやっぱ勘の良いウオタミさんは気付くみたいで事情聴取を受けた後囲まれたんだ。その時は中学時代の生徒手帳を見せてその場は免れたんだけど、後日その事が拡散され俺の予想以上に勘の良い人達が俺の本名が桐ヶ谷彪だという説をTwitterやブログ等で沢山呟いた。もうほとんど本名バレしているけど、まぁそれは良い』
シ「いや、良くねーだろ」
ン「だよね」
『うっ…それは…』
シ「それはまぁ置いておくとして、なんでお前の本名がバレかけてスイさんの本名もバレそうなんだ？家特定されるのはまぁ分かる気がするが…」
『それはだな…』
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月猫 - ゆきさん» わーーー！！(便乗)(事情により別アカでの返信です。すいません) (2018年10月6日 17時) (
レス) id: feab4a97a4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - わーーー！！ (2018年9月14日 22時) (レス) id: ce8c189a04 (このIDを非表示/違反報告)
月猫 - 了解です！ (2018年5月22日 13時) (レス) id: f805f4d109 (このIDを非表示/違反報告)
空猫(プロフ) - ありがとうございます！ではンダホの腹枕をテーマにしたお話でお願いします！ (2018年5月22日 8時) (レス) id: be55388a1d (このIDを非表示/違反報告)
月猫 - コメントありがとうございます!!m(__)mリクエストは全然okですよ！寧ろドンとこいです(^^ゞ (2018年5月21日 16時) (レス) id: f805f4d109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月猫 | 作成日時：2018年4月28日 15時
