妹3 ページ35
栞side
休日の昼下がり、私はトレーニングも兼ねて歩いて駅前近くの図書館に向かって歩いていた
トレーニングのし過ぎでゴリゴリに腹筋が出来てクソ彪兄が「やだ俺の妹怖い」とかなんとかほざいてたけど無視しといた
ぶちギレると幽霊以上に怖い筋肉ダルマに言われたくないわよ全く…
ふとビルの壁に貼ってあった和菓子の写真を見ていると、ポンポンと肩を叩かれた
振り替えると無駄にデカイ男五人がニヤニヤしながら舐めるようにこちらを見ていた
男1「ねぇ〜君お兄ちゃん達と遊ばな〜い？」
栞「……ﾁｯ」
テンプレの様な展開に思わず小さな舌打ちが漏れてしまい、男達が多少怪訝な顔をするけど直ぐに心底ムカつく笑顔に戻った
男2「良〜いこと教えてやるよ〜」
男3「ギャハハ！」
物凄く殴りたいけど、大事になって大学に通報されるのも嫌だから我慢しとこう
栞「さっさと退いてくれませんか？今から図書館に行くので、貴方達の様なムサいエ○男に構っている暇はありません」
多少棒読みで言うも、身長のせいで中学生と思われているのか笑われてしまった
男4「ギャハハ！おぉ〜怖い怖いww」
どうしよう…本気で殴り飛ばしたくなってきた…
ムズムズする右手を抑えていたら、先程肩を叩いてきたリーダー格っぽい変態男に肩をガッと掴まれた
男1「良いから来いっつーの！」
栞「ちょ、やめて…」
いつの間にか、ぞろぞろと騒ぎを聞き付けた野次馬が集まって来た
だけど、男達を止めるような勇敢な人は誰一人いなかった
ハァ〜面倒くさ…
どうやって突破しようかな…んー…
良い案は全然思い付かないけど、とりあえず肩を掴んでる腕を少しだけ力を入れて握る
ギリッ
男1「イ''ッ…」
少し顔を歪めて手を離すリーダー格
栞「あら、意外と弱いのね。こんな弱そうな女子に少し力を入れられただけで手を離すのかしら？そんなのでナンパなんて笑えるわね」
ちょっぴり皮肉目に言いふんっと鼻を鳴らすと男達の額に青筋が浮かんできた
男1「こんのクソ女…!!」
男2「こっちが手を出さないのを良いことに…！」
殴られるかと思い身構えると、ごくごく自然な感じで丸眼鏡をかけた灰色パーカーの男の人が入って来て私を後ろに隠した
一瞬誰か分かんなかったけど、直ぐに分かった
私が大好きな兄だ…！
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月猫 - ゆきさん» わーーー！！(便乗)(事情により別アカでの返信です。すいません) (2018年10月6日 17時) (
レス) id: feab4a97a4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - わーーー！！ (2018年9月14日 22時) (レス) id: ce8c189a04 (このIDを非表示/違反報告)
月猫 - 了解です！ (2018年5月22日 13時) (レス) id: f805f4d109 (このIDを非表示/違反報告)
空猫(プロフ) - ありがとうございます！ではンダホの腹枕をテーマにしたお話でお願いします！ (2018年5月22日 8時) (レス) id: be55388a1d (このIDを非表示/違反報告)
月猫 - コメントありがとうございます!!m(__)mリクエストは全然okですよ！寧ろドンとこいです(^^ゞ (2018年5月21日 16時) (レス) id: f805f4d109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月猫 | 作成日時：2018年4月28日 15時
