9話 ページ10
さすがは達磨一家頭の部屋、と言ったところか。
随分とまぁド派手な作りにしたもんだ。
日向ちゃん、よくこんなとこでリラックスできるなぁ。
この前のお寺はなんかこう、もうちょい落ち着いた感じだっだじゃん。
あ、でも何故か最近の格好がマハラジャっぽくなってきたし、こういう方が好きなのかな。
初めて見た時の黒いパーカー、なんだかんだ好きだったんだけど。
「おい、あんまキョロキョロすんな」
目に映る全てのものがチカチカと輝いていてゆっくりと周りを見ていると咎められてしまった。
でもさあ、だって気になるじゃん。
なにあの、日向ちゃんの席(らしきとこ)の壁にある日本地図は！？
「……。」
『あ、ごめん…なさい』
虹色毛並みの日向ちゃんの忠犬さん、無言の圧力がすごいよ。
少しムッとしたが、しっぽと耳をピーンと立ててそうなその姿にちょっとだけ頬が緩む。
良樹を待つ時の関ちゃんに似てて可愛いとか思ってしまった…。
うちの関ちゃんはいい子で可愛いのよ。ほんとに。
やっぱり話すネタがなくて二人を沈黙が包み込んでくる。
少し離れた賭博場から聞こえてくる騒音に耳を済ませるのも飽きてしまい、なんとなしに吽形へと目を向けると彼もソワソワと落ち着かなそうだった。
『吽形…さん、はいつ達磨入ったの？…ですか』
私のこと知らんっぽかったから、達磨が1度 鬼邪高に殴り込みに来た時はまだいなかったってことだよね。
てかほんとにべいびーずってなんだ。
かわいいな赤ちゃんずって。
聞いた時、ちっこい達磨が日向ちゃんに群がってるの想像しちゃったわ。
「…お前敬語苦手？」
『そりゃあねぇ…人生で敬語使う機会なんてそんな無いじゃん。ちがう、無いじゃないっすか』
「いやあんだろ…」
「え、マジか」
あ、またタメ口になってしまった。
くぅ〜！上手く話せない。
思うけど、Kooちゃんてほんとに凄いのな。
華には無理です。助けてください。。
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＊ haru ＊(プロフ) - 秘密さん» こんばんは！アカウントを変えての返信失礼します。ご要望ありがとうございます〜！検討させていただきますね！！コメントすっごく嬉しいです。スローペースではありますがこれからもよろしくお願いします(^ ^*) (2022年5月5日 0時) (
レス) id: 617f42f7f0 (このIDを非表示/違反報告)
秘密(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読んでいます！日向ちゃん推しなので、彼含め一家のメンバーとわいわい絡みがあって嬉しいです^^*主人公ちゃんのお名前も可愛いのですが、もし可能であれば変換機能つけていただければとても嬉しいです！今後も応援しております♡ (2022年4月29日 4時) (レス) id: ae28a74860 (このIDを非表示/違反報告)
Iru(プロフ) - るいさん» るいさん、はじめまして！素敵なお言葉ありがとうございます; ; スローペースの更新となってしまっていますがどうぞ作品を愛していただければと思います！頑張ります！！ (2021年3月28日 11時) (レス) id: 3fe2b5f711 (このIDを非表示/違反報告)
るい - 好きです。頑張ってくださいませ。 (2021年3月28日 5時) (レス) id: 35ed4ffefd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru x他1人 | 作成日時：2021年3月18日 22時
