27day ページ27
学校に着くなり彼は友達に囲まれ、あたしは完全に蚊帳の外になった。
別にまっけんの何でもないあたしはずっとここにいるのも変かと、適当に教室に入る。
あまり目立たない端っこにスイスイと移動する。
ところが、荷物を置こうと思った時にその席を誰かに取られてしまって。
「Oh,sorry…」
「ジェジ?」
「ah!A!」
金髪の大柄な生徒はジェジだった。
よかった喋れる人で……
っても会話は成り立つか心配。
「He's not together?」
あ、聞き取れた!
「Yes.」
うんうんとジェジが頷いて嬉しそうに隣に移動してくれた。
そうか、来てからずっとまっけんと一緒だったな。
ちょっとは離れて他の人ともコミュニケーション取らないとね!
「Do you like him?」
彼が好きか…likeなら間違いなくYes.
loveと聞かれると少し困るところだけど。
「Yes.」
「I see…」
少し残念そうにしてしまった。
何か傷つけたかと、ジェジの顔の周りをウロチョロしてみるけど、眉が上がることはなかった。
「jaeji〜…」
『A』
低めの声が後ろから聞こえた。
振り返るとこちらには怒ったような顔のまっけん。
すぐに立たされ、落ち込むジェジをほったまま廊下に出された。
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maya(プロフ) - 英語…間違いだらけ…… (2022年7月31日 17時) (レス) id: 4e98d705d0 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - さくらさん» 夜遅くても朝早くてもいつでもwelcomeです。そうですね〜…私もその後を書くか迷ってます… (2018年1月24日 7時) (レス) id: 8e6c7311c0 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - 光さん» 妄想力が強ければ何でもできます← (2018年1月24日 7時) (レス) id: 8e6c7311c0 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語一気に読んじゃいました。 物語完結していますが...。 その後の2人が気になります。 (2018年1月24日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - 妄想をここまで綺麗に簡潔に文にできるのすごいです! (2018年1月23日 23時) (レス) id: 6dcd1e62c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カジャリア | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734
作成日時:2018年1月8日 16時