ハルカ【mackenyu】

26day ページ26

ガチャリ、と誰も居なくなった家の鍵を閉めるともうまっけんはそこに立っていた。



爽やかなキラキラ笑顔を見せて、今起きた感じなんて欠片もない。



『おはよ』


「おはよー」



並んで歩き出すと、結構登校してる生徒っぽい人達が多いのに気づく。
あたしの朝の時間を返せ〜…



『寝れた？昨日』


「キラキラが焼きついて寝れなかったよ〜笑」


『今日もどこか行こうか。案内してあげる』



優しい申し出につい乗っかりたくなるけど、あたしはやるべきことがあるからなぁ…



「ううん、英語の勉強する。ちょっとマズそう笑」


『じゃあ図書館でも行ってしない？僕隣で教えるよ』


「HeyA!what's up!?」



どおっ。
いきなり肩に強い衝撃が…
颯爽と遠ざかっていくあの金髪は朝から元気なジェジ。



すれ違う人の肩叩きまくってるけど、笑



「元気だなぁ…」


『…おばあちゃんみたい』


「え！まっけんや…体壊さないようにするんだよ…」


『こんなCuteなおばあちゃんはいないかな？』



むむむ。



まっけんはね、絶対に。



ホストに向いてるぞ。

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