男性恐怖症の私が株式会社Ｓに入り、また、一から……やり直します…。

第250話 今までの… ページ23

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Aの最後の歌…僕に向けた…Aの想い…。なんでだろう聞いてて、とても…心地いい…。

蒼井｢ｯ…！｣

『泣けば、いいよ…。言いたくないんだったら言わなくていい…。でもね？なんでもかんでも、一人で抱えようとしないで…。』

『佳美たちと手をつなぐと楽しくなって、みゆき姉と手を繋ぐと引っ張って行ってくれるような感じがして、蒼井さんは、また違った優しさが伝わって来るんです。でも、ずっとその優しさに溺れてたらまたあの時みたいに消えていくんじゃないかって…。不安で…。』

『ねぇ、Aちゃん。これから、ずっとそばにいていいんだよね？』


『じゃあ、俺と付き合ってくれる？』

『「「「お付き合いおめでとう！！」」」』



『今度、僕が指輪をあげる時は…左手の薬指にはめてあげるね…。』

『俺は、この先ずっとAと共に歩みたいと思う！…ごめん…映画とか、漫画とかにあるみたいにかっこいいセリフ…言えないけど…ベタかもだけど、聞いて欲しい…。俺は…一生Aといる！一生Aを守る！だから…だから…！俺と、結婚して下さい！！』

ひとつひとつ元に戻っていく記憶…。パズルが、揃っていく…。

そうだ…僕…Aの事…！

蒼井｢うｯ…！うぅ…！｣

今までの、記憶を失っていた時の僕の態度が、とてもAに壁を作り、悲しませていたのではないか。いろいろなことが頭をよぎる

第251話 ２回目の…→←第249話 私の思いをこの1曲に！

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