男性恐怖症の私が株式会社Ｓに入り、また、一から……やり直します…。

第247話 それから数ヶ月 ページ20

それから、数ヶ月間…翔太は記憶を取り戻すために声優アーティストの仕事を頑張っていた。ファンのみんなも、事情がわかって悲しんでいたが、今は翔太を応援すると団結してくれているらしい…。

私も、ライブに向けてた歌、ダンス、セット、いろいろなことに取り組んだ。

今は、休憩中だ。

蒼井｢お疲れ様。｣

貴｢うん。来たの？｣

私は今、ライブ会場にて一回通してのリハーサルだった。


…気がつけば、もうライブの日まで数えられるぐらいになっていた。…もう、明後日だ…。

蒼井｢うん！お仕事終わったしね〜！｣

貴｢何の仕事なの？｣

蒼井｢今度発売する…僕のシングル…それの曲取り何だけど…。本当にもう早く僕個人の作詞作曲の曲を作らないとまずいよ〜！｣

貴｢作ればいいじゃん…。｣

蒼井｢…って言っても、僕ピアノ引けないし、曲の作り方わかんないよ…、｣

貴｢うーん。なら、手伝ってあげる！｣

蒼井｢本当に！？……あ、いやいやいや…Aはライブ明後日だし、なんとか頑張ってみる！｣

貴｢そう？…なら頑張って！｣

蒼井｢うん！｣

スタッフ｢Aさーん！もうそろそろなので準備お願いしまーす！｣

貴｢はーい！…じゃあね！翔太！｣

蒼井｢うん！見とくね♪｣

貴｢もう…。｣

それから、私は自分の持ち歌、愛菜の歌などを歌っていった。

私が…作った翔太に向けた歌は…本番でしか歌わないことにした。だって…そうしたらリハーサルで翔太がその歌を聴いてしまうから…。

これは…私の、翔太に対する思いをすべて詰め込んだ歌…。絶対に成功させる！

貴｢♪〜♪〜♪｣

私はリハーサルを集中して取り組んだ。

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