男性恐怖症の私が株式会社Ｓに入り、また、幸せを逃しそうです。

第216話 ストレスがｯ…！ ページ36

翔太がいる病室を教えてもらい、部屋に向かった。一息息を大きく吸い、扉を開けた。

扉を開けた先には、沢山のくだに繋がれ、呼吸気をつけられた恋人の姿だった…。

貴｢しょ…うた…？｣

友梨奈｢ｯ…！｣

貴｢…ほんとに…翔太なの…！？｣

昨日まで…一緒にいた…翔太…なの…？

友梨奈｢Aさん…大丈夫ですか…？｣

貴｢ｯ…！？｣

翔太母｢！？貴方、大丈夫！？｣

大丈夫じゃ…ないｯ…！


胸が…苦しい…！

貴｢ハァｯ…！ハァｯ…！｣

友梨奈｢！？過呼吸？先生呼んできます！！｣

友梨奈さんは慌てて部屋を出た。


もうｯ…！ダメｯ…！

意識が…！

貴｢しょ…たぁ…！｣

私が呼んだ名前は、微かに消えていった。
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友梨奈｢連れてきました！…！？Aさん！！しっかり！！｣

医者｢！…担架を！ベッドも用意して！！空いてる部屋に運びます！｣

看護師｢はい！｣

Aさんは、ベッドに運ばれ、点滴を打たれた。

過呼吸になったという事は…ストレスを抱えているということ…。多分…蒼井さんが目の前で引かれたのがショックで、どう処理していいのか分かっていない状態なのでしょう。

翔太母｢あの子は…大丈夫何でしょうか…？｣

友梨奈｢Aさんなら大丈夫ですよ！！｣

翔太母｢そう…！…なら、翔太を任せられるわね。｣

友梨奈｢え…。｣

翔太母｢私もずっとここにいて見守ることが出来たらって思うけど…やっぱり家に戻らないといけないので…。｣

友梨奈｢そう…ですよね…。｣

翔太母｢なので…翔太のことはあの子に任せます！たまに見に来るけれど…。｣

友梨奈｢そうですか。分かりました。｣

Aさん。早く、蒼井さんのところへ戻ってきて！

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