男性恐怖症の私が株式会社Ｓに入り、また、幸せを逃しそうです。

第202話 パーティの始まりだー！ ページ22

数時間後、翔太はすべて終えて私の元に来た。

蒼井｢あ、A、まだ居たの？先に帰ってのんびりしてくれても良かったのに…。｣

貴｢…ダメ？｣

蒼井｢いや、そうじゃないけど…｣

貴｢翔太と少しでも一緒にいようと思って残ってたんだけど…邪魔だった？｣

蒼井｢あ…ううん！そんなことないよ？さあ、帰ろっか。｣

貴｢…うん。｣

私達は2人、夕日が染まる道を手を繋ぎゆっくりと歩いて帰った。

貴｢ただいまー！｣

島崎｢おかえりー！あ、蒼井くん！ちょっと！｣

蒼井｢んー？何ー？｣

島崎｢今日のお祝い、一緒にしたいってあの2人がきてるんだけど…！｣

蒼井｢あの2人…？｣

貴｢？｣

島崎｢まぁいいや、リビングに来て！｣

そう言われリビングに行くと、

パァン…！！パァン…！！

｢｢｢婚約おめでとう！！｣｣｣

皆がクラッカーを鳴らし一斉にこう言ってくれた。

貴｢ありがとう！｣

蒼井｢ありがとうございます！！｣

すると奥からあのふたりが来た。

蒼井｢え！？諏訪さんにM・A・Oさん！？｣

諏訪｢そうそう！聞いたよー！翔太君、プロポーズしたんでしょー！｣

M・A・O｢おめでとうーー！｣

蒼井｢ありがとうございます！でもまだ油断はできませんよ！？実家に帰らないと何ですから！｣

諏訪｢何言ってるの！緊張するのはAちゃんでしょー！？｣

蒼井｢あぁ、そうだった！｣

M・A・O｢Aちゃんは？｣

貴｢はい？｣

M・A・O｢御両親のとこに翔太くん連れていかなくていいの？｣

あ…。私は…

貴｢…まさか！もちろん連れていきますよ？私の自慢の彼氏ですから！｣

M・A・O｢そっか！いいなぁ〜…私もそうやって自慢って言える彼氏欲しい…。｣

諏訪｢同じく…。｣

貴｢…。｣

蒼井｢あ…。…あ、賢章君達は？｣

佐藤｢まだなのよね〜…。｣

ゴトｯ…！！

佐藤｢あ！…帰ってきた！！｣

蒼井｢よし！待機！｣

その時、ドアが開いた。

賢/佳｢ただいまー！｣

パァン…！！パァン…！！

｢｢｢カップル成立おめでとうーー！｣｣｣

賢章｢うわっ！？｣

佳美｢びっくりしたー！｣

賢章｢ありがとうございます！｣

佳美｢ありがとうございます！｣

幸せそう…。わたしも幸せだけど…。

紀章｢んじゃ、飲むかー！｣

達央｢いえーい！…あ、その前に…。友梨奈、ちょっと…。｣

友梨奈｢…はい。｣

鈴木さんが友梨奈さんを呼ぶと、肩に手を乗せ友梨奈さんをひきよせた。

達央｢俺ら、結婚前提で付き合う事になりましたー！｣

第203話　政略結婚なんかふざけんな！！→←第201話 翔太はおこらしいです。

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