第182話 シャッターオン? ページ2
それから、佳美と翔太の体調が良くなって私達は別れた。
貴「ビックリしたね〜!まさか皆が来てるなんて。」
蒼井「うん!」
パシャ…!
貴「…ん?」
蒼井「?どうかした?」
貴「いや、何でも…」
パシャ…!
貴「…シャッターオン…?」
蒼井「…Aも聞こえる?周りでもとってる人とかいると思うけど、なんか…」
貴「…私達、撮られてる?」
パシャ…!
蒼井「そう、見たいだね。」
翔太が周りを見渡してから、「見てくる」といい、シャッターオンのした方に行った。
蒼井「…何してるの?君たち。」
女の子「へっ!?いや、そ、その…!」
いたのは中学一二年ぐらいの女の子二人。
女の子2「た、たまたましょーたんとAちゃん見つけたからつい…。」
蒼井「…その写真、どうするの?」
女の子「ね、ネットとかには載せないよ!?ただ…」
女の子2「家宝にしようかと…。」
蒼井「何で?」
女の子「だって、2人がデートしてるんだもん!それを見た記憶撮っておきたくて…。」
蒼井「…。うーん…。確かに、僕達は付き合った。でもね?今、ここにいる僕達は周りの人達みたいに普通にデートを楽しみたいの。今は、プライベートなの。分かるよね?」
女の子「うぅ…。」
蒼井「その写真、消してくれる?」
女の子2「えー?嫌だー!」
蒼井「消して?」
女の子「…。」
あーあ、黙りこんじゃった。
貴「いいんじゃない?翔太、その辺で。私は別に構わないわ。でも、」
私は女の子たちの方を向いて言った。
「プライベートなのは確かなの。だから、怒らないから写真を取りたい時は撮っていいか聞いてね?」
女の子「!はい!」
女の子2「ありがとうございます!」
そう言うと女の子2人は走って去っていった。
貴「…。」
蒼井「大人だね。」
貴「…そう?」
でも…。
貴「多分あの子達、ネットにアップするでしょうね。」
蒼井「あー、うん。そうだね。」
貴「ま、いっか。」
蒼井「一応ファンの皆も認めてくれたしね!」
貴「うん!」
蒼井「…。お腹減ったなぁ〜、ねえ、カフェ行かない?」
貴「いいね!行こっか!」
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一松大好き - しょうたんが記憶を無くして「誰?」と言うところが泣きそうになりました。 (2016年8月17日 6時) (レス) id: 947c26b20a (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - すごく、泣けます(。´Д⊂) 楽しみに待ってます! (2016年4月5日 18時) (レス) id: e291531201 (このIDを非表示/違反報告)
蒼い鳥 - 続きがものすごくきになります!しょうたんが早く記憶お取り戻して欲しいです (2016年4月4日 18時) (レス) id: e725e1b045 (このIDを非表示/違反報告)
蒼井藍(プロフ) - もうすでに泣いてるのですが(´ ; ;`) 涙腺が・・・しょーたんはやく記憶取り戻して!! 更新がんばってください! (2016年4月3日 23時) (レス) id: 3b9b9f7ca2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼い鳥 - なんか、しょうたんが元気でよかった!早く次がみたいです(≧∇≦) (2016年4月2日 22時) (レス) id: e725e1b045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:
作成日時:2016年3月9日 17時