検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:59,957 hit

第182話 シャッターオン? ページ2

それから、佳美と翔太の体調が良くなって私達は別れた。

貴「ビックリしたね〜!まさか皆が来てるなんて。」

蒼井「うん!」

パシャ…!

貴「…ん?」

蒼井「?どうかした?」

貴「いや、何でも…」

パシャ…!

貴「…シャッターオン…?」

蒼井「…Aも聞こえる?周りでもとってる人とかいると思うけど、なんか…」

貴「…私達、撮られてる?」

パシャ…!

蒼井「そう、見たいだね。」

翔太が周りを見渡してから、「見てくる」といい、シャッターオンのした方に行った。

蒼井「…何してるの?君たち。」

女の子「へっ!?いや、そ、その…!」

いたのは中学一二年ぐらいの女の子二人。

女の子2「た、たまたましょーたんとAちゃん見つけたからつい…。」

蒼井「…その写真、どうするの?」

女の子「ね、ネットとかには載せないよ!?ただ…」

女の子2「家宝にしようかと…。」

蒼井「何で?」

女の子「だって、2人がデートしてるんだもん!それを見た記憶撮っておきたくて…。」

蒼井「…。うーん…。確かに、僕達は付き合った。でもね?今、ここにいる僕達は周りの人達みたいに普通にデートを楽しみたいの。今は、プライベートなの。分かるよね?」

女の子「うぅ…。」

蒼井「その写真、消してくれる?」

女の子2「えー?嫌だー!」

蒼井「消して?」

女の子「…。」

あーあ、黙りこんじゃった。

貴「いいんじゃない?翔太、その辺で。私は別に構わないわ。でも、」

私は女の子たちの方を向いて言った。

「プライベートなのは確かなの。だから、怒らないから写真を取りたい時は撮っていいか聞いてね?」

女の子「!はい!」

女の子2「ありがとうございます!」

そう言うと女の子2人は走って去っていった。

貴「…。」

蒼井「大人だね。」

貴「…そう?」

でも…。

貴「多分あの子達、ネットにアップするでしょうね。」

蒼井「あー、うん。そうだね。」

貴「ま、いっか。」

蒼井「一応ファンの皆も認めてくれたしね!」

貴「うん!」

蒼井「…。お腹減ったなぁ〜、ねえ、カフェ行かない?」

貴「いいね!行こっか!」

第183話 おっと!→←第181話 あ、大丈夫かな?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
102人がお気に入り
設定タグ:株式会社S , 蒼井翔太 , 最先端の消しゴム   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

一松大好き - しょうたんが記憶を無くして「誰?」と言うところが泣きそうになりました。 (2016年8月17日 6時) (レス) id: 947c26b20a (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - すごく、泣けます(。´Д⊂) 楽しみに待ってます! (2016年4月5日 18時) (レス) id: e291531201 (このIDを非表示/違反報告)
蒼い鳥 - 続きがものすごくきになります!しょうたんが早く記憶お取り戻して欲しいです (2016年4月4日 18時) (レス) id: e725e1b045 (このIDを非表示/違反報告)
蒼井藍(プロフ) - もうすでに泣いてるのですが(´ ; ;`) 涙腺が・・・しょーたんはやく記憶取り戻して!! 更新がんばってください! (2016年4月3日 23時) (レス) id: 3b9b9f7ca2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼い鳥 - なんか、しょうたんが元気でよかった!早く次がみたいです(≧∇≦) (2016年4月2日 22時) (レス) id: e725e1b045 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年3月9日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。