男性恐怖症の私が株式会社Ｓに入り、やっと幸せに出会いました。

第166話 まぁ、結果はこうなるよね…。 ページ35

といっても、リモコンが四つしかないので交代交代にやることになった。

最初にやるのは、宮野さん、花澤さん、中村さん、翔太

蒼井｢うわー、絶対最後な気がするー！｣

宮野｢ふっふっふー！蒼井君、負けないからね！｣

と、変顔を作らなくてもよろしい…。

花澤｢宮野さんには負けませんよー！｣

宮野｢お、言ったねー！｣

花澤｢はい！｣

中村｢俺、この中なら余裕だな。｣

中村さんが余裕げに言った。

蒼井｢むっ！絶対に勝ちます！｣

中村｢へぇ、面白いじゃん。｣

あー、翔太と中村さんの間に火花が…。

貴｢それくらいにしといたら？翔太、眉間にシワ、すごくよってるよ？｣

蒼井｢へっ！？あぁー！美容が…。｣

何ガックシしてんのさ。

μ｢じゃ、始めよ！準備はいい？｣

選手｢OK！｣

そう言うと、μさんがリモコンを持ち、ボタンを押した。

3、2、1…go！

そして、レースが始まったが…。

中村｢♪〜♪〜♪｣

1番4人の中で速いのは中村さん…

中村｢のわっ！？こ、甲羅…。｣

宮野｢イッエーイ！中村のこと抜かした！｣

中村｢！？し、しまった！｣

でも、そこに…。

宮野｢いか！？あぁ、画面が…早く治れー！｣

蒼井｢ぷぷｯ！｣

宮野｢あー、さては蒼井君だね！｣

蒼井｢すみません…ぷっ…｣

翔太、思いっきり笑いこらえてるし…。

蒼井｢うわっ！？キラー！？あ、花澤さん？｣

花澤｢ふっふっふー！つめが甘いよ！蒼井君！｣

蒼井｢ぐぬぬ…。｣

貴｢あはは…。｣

案の定、勝ったのは…

宮野｢やったー！1位ー！｣

宮野さんでした。

中村｢あーもう！くそー！あともう少しだったのにー！｣

中村さんは総合2位。

花澤｢あー、8位かー。｣

花澤さんは総合で8位、でもこの4人の中だったら３位だ。

翔太は…。

蒼井｢…１２位…。｣

最下位だ。

宮野｢あ、なんならさー、最下位の人は罰ゲームってどう？｣

花澤｢お、いいですねー！｣

杉田｢さんせーい！｣

佐藤｢いいんじゃない？ってことで、翔太、ファイト！｣

貴｢頑張れー。｣

蒼井｢えぇ！？もう！皆さんひどいですー！｣

貴｢でも、何するんですか？｣

宮野｢じゃあ、1位の人に言われたことをその場でやるってのは？｣

貴｢あ、いいですね！｣

すると、宮野さんは翔太を見てニヤｯと笑った。
翔太の横まで行くと耳元で何かを話していた。

蒼井｢なっ！？そ、そんなの！｣

宮野｢いいじゃん！はい！行こうねー！｣

杉田｢どこいくんだー？｣

宮野｢お･れ･の･へ･や♪｣

第167話 これは…。→←第165話 なんと…ゲーム大会…ですか。

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