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第133話 素直な言葉…。 ページ46

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チャポン…。

静かに湯に入ると、また一段と静かになった。

佐藤「…。」

貴「…。」

佐藤「…。…Aちゃん。」

貴「…はい。」

佐藤「…どうして、翔太に言わなかったの…?」

貴「…言えなかったんです。いつも、私ほ翔太に助けられてばかりで、負担になっていると思ってたから…。ですから、パーティー会場で、別れてって言われた時、悲しかったけどその反面少し安心しました。」

佐藤「そっか。でも、反対にそれは翔太が起こるだけだと思うけどな…。」

貴「そう、みたいですね…。」

佐藤「この前泣いてたよ。「ハワイでAが襲われたのに、僕は守れなかった」ってね…。」

貴「…守ってくれましたよ。そのせいで、翔太は怪我をした…。」

佐藤「…。鉄パイプで殴られてても、そんなに痛くはなかったらしいよ。こんなの、Aがされたことと比べたら平気だって言ってた。翔太も翔太なりに貴方を守ろうとしてるんだよ…。信じてあげて…。」

貴「…。信じる、ですか…。」

佐藤「うん…。」

貴「…。怖いです…。」

佐藤「…Aちゃん。」

貴「また、翔太を傷つけてしまいそうな自分が、怖いんです…。私だって信じたい…!でも、それを私は素直に言うことができないんです!その結果、私は何度も翔太を傷つけた。」

佐藤「…なら!1回素直になって話し合わないと!」

貴「え…?」

佐藤「最初から逃げてても、なんにも解決にならない。進まなきゃ、何も始まらないよ?いいの?」

貴「…。」

佐藤「…お風呂から出たら、あなたのその気持ち、翔太にちゃんと伝えなよ?」

貴「…。はい。」

第134話 届いた…?→←第132話 僕があげたもの…。



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設定タグ:株式会社S , 蒼井翔太 , 最先端の消しゴム   
作品ジャンル:恋愛
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最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - みれぃさん» コメントありがとうございます!!Twitterのアカウントは「@ASHOWT」か、最先端の消しゴムでやってくれたら出てくると思います! (2016年1月9日 22時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
みれぃ(プロフ) - いつも読ませてもらってますー!! これからも更新頑張って下さいー もし、よかったら、Twitterのアカウントとか教えていただきたいです!! (2016年1月9日 22時) (レス) id: 5e7f49e174 (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - 凄いです! (2016年1月9日 20時) (レス) id: 814316926e (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!!!ほかとは違いますか!?私もよくわかってないのですが、いつの間にかこんなふうになっちゃって…笑 (2016年1月9日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - あやめさん» ありがとうございます!!そう言って頂けて嬉しいです! (2016年1月9日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:   
作成日時:2015年12月10日 19時

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