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第131話 本当の和解 ページ44

貴「…。」

蒼井「守りたい。守りたいんだ!!…お願い…守らせて…。」

貴「ぁ…。」

暖かい…私が初めて翔太抱きしめられて泣いた日と、同じだ…。

翔太の胸に耳を当てると、ドクンドクンと心臓がなっていた。

蒼井「クスッ…。僕も、こうやって君を抱きしめていると、脈がすごい速さで動くの。…ほんともう…愛おしくてたまらない…。」

いま、やっとわかった…翔太が私のこと、どのくらい愛してくれているか…やっと…。

貴「…好き…。」

勝手に口から出ていた言葉。そうか…これが私の本当の気持ち…。

私もちゃんと…好きなんだ。翔太の事が…。

蒼井「…嬉しい…。また、こうやって抱きしめたり、キスしたり、一緒に寝たり、できるのかな。」

貴「…。」

私は何も言わずにもっときつく抱きしめた。

蒼井「…。」

翔太がこっちを見て、またキスをしようと私に迫ってきた。

「Aちゃーん!お風呂入ろーー!」

貴「!?」

蒼井「!?」

そう言って勢いよくドアを開けたのは…。

貴「さ、佐藤さん!?」

ていうか何回目よ…。このパターン…。

佐藤「わーお…。なんだ、元に戻ってんじゃん。」

蒼井「ッ…!社長!ノックぐらいしてください!!」

佐藤「はいはい…。どうする?Aちゃん。一緒に入ろうと思ったんだけど…。」

貴「あ、はい!入ります!」

私は下着とパジャマを持って佐藤さんのところへ行った。

佐藤「うしっ!決定!って事で翔太借りるねー!Aちゃん。」

蒼井「むぅ…。A!」

貴「へっ?」

翔太に呼ばれて翔太の方を向くと、またキスをされた。しかも結構ディープな方…。

貴「んんッ…!はむっ…!…ぷはぁ…!」

蒼井「…。」

貴「ハァ…ハァ…ハァ…。なに、すんのよ…。」

蒼井「ごめんごめん!Aが帰ってきたら…続き、しよ?」

貴「続きってなんですか!?」

蒼井「うーん。な・い・しょ?」

貴「はぁ…。」

佐藤「え、なに…?私空気?」

貴「!?」

蒼井「すみませーん!…ほら、行ってらっしゃい!」

貴「うん。」

私は1人拗ねてる翔太を置いて、お風呂に向かった。

第132話 僕があげたもの…。→←第130話 私の本当の気持ち…。



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設定タグ:株式会社S , 蒼井翔太 , 最先端の消しゴム   
作品ジャンル:恋愛
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最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - みれぃさん» コメントありがとうございます!!Twitterのアカウントは「@ASHOWT」か、最先端の消しゴムでやってくれたら出てくると思います! (2016年1月9日 22時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
みれぃ(プロフ) - いつも読ませてもらってますー!! これからも更新頑張って下さいー もし、よかったら、Twitterのアカウントとか教えていただきたいです!! (2016年1月9日 22時) (レス) id: 5e7f49e174 (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - 凄いです! (2016年1月9日 20時) (レス) id: 814316926e (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!!!ほかとは違いますか!?私もよくわかってないのですが、いつの間にかこんなふうになっちゃって…笑 (2016年1月9日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - あやめさん» ありがとうございます!!そう言って頂けて嬉しいです! (2016年1月9日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:   
作成日時:2015年12月10日 19時

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