検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:73,582 hit

第125話 戻ってきた、 ページ38

しばらくたって、友梨奈さんと佐藤さんが別荘を見に行った。私達は佳美も連れ、事務所に行った。

佳美「へぇ〜!ここが株式会社S。おっきいね!」

貴「うん。」

新田「あ!そうだ!」

新田さんが何かを思い出したかのように私を見た。

新田「Aちゃん!久しぶりに一緒にピアノ弾かない?」

貴「ピアノ…ですか。」

新田「うん!」

貴「わかりました!」

新田「じゃ、レッスン室行こー!」

貴「はい!」

私達はレッスン室に行った。
___________________

Feylan「あーあ、Aちゃん取られちゃった。一緒に料理しようと思ったのに…。」

μ「私もー!一緒にスイーツ食べに行こうも思ったのに…。」

蒼井「僕も、ちゃんと話をしたかったのに…。」

佳美「…蒼井さんもひどいです!そりゃあ、嫌がらせを受けて、指輪などを盗まれたことを蒼井さんに言わなかったAも悪いです!でも、どうしてAの言葉を信じてあげなったんですか!!Aはただ、貴方に迷惑をかけたくなくて、あんな風に無理してひとりで背負い込んでしまっただけなのに!!」

蒼井「…そうだ…。僕も、何であんなふうに言ったのかわからないんだ。あの後、すごく後悔して、ロビーでもう1回Aに聞こうと頭の中で考えていたんだ。そしたら、会場からAが出てきて、僕が聞こうとしたら社長に向かって「お世話になりました」って言ったから…。」

佳美「あの子は、貴方に危害が加わらないように茉莉花が言ったこと全部飲み込んで話に乗ってそのまま終わらせるつもりだったんですよ。蒼井さんにも分かれてって言われてたし、事務所をやめてももう思い残すことは無かったんでしょう。」

蒼井「…。もう1回、ちゃんと話さないと…!」

佳美「…今日の夜、ちゃんと話してください。」

蒼井「うん!」

僕が離さないって言ったのに!守るって!

僕が必要なくなったって、僕が嫌いだって、僕を気持ち悪がっても…。僕からは離れないって…僕が自分で…決めたのに…!僕は…最後まで信じてくれたAを裏切ってしまった…。

僕は、今でもずっとAのことが大好きなんだ…。

第126話 Sのアーティストだけでは流石に広すぎると思うけど…。→←第124話 和解。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
115人がお気に入り
設定タグ:株式会社S , 蒼井翔太 , 最先端の消しゴム   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - みれぃさん» コメントありがとうございます!!Twitterのアカウントは「@ASHOWT」か、最先端の消しゴムでやってくれたら出てくると思います! (2016年1月9日 22時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
みれぃ(プロフ) - いつも読ませてもらってますー!! これからも更新頑張って下さいー もし、よかったら、Twitterのアカウントとか教えていただきたいです!! (2016年1月9日 22時) (レス) id: 5e7f49e174 (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - 凄いです! (2016年1月9日 20時) (レス) id: 814316926e (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!!!ほかとは違いますか!?私もよくわかってないのですが、いつの間にかこんなふうになっちゃって…笑 (2016年1月9日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - あやめさん» ありがとうございます!!そう言って頂けて嬉しいです! (2016年1月9日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:   
作成日時:2015年12月10日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。