第122話 決着の日。 ページ35
そして、事務所に来いと言われた日になった。
私は意を決して事務所に行った。
担当の人に連れてこられた部屋は社長の部屋。
貴「失礼します。」
部屋に入ると、何故か事務所の先輩もいた。
社長「やっと来ましたか。いやいや、うちの役者がそちら様の方に酷い目にあったと聞いたので。」
貴「ええ。そうですね。確かに、私はひどい目に合わせました。ですが、なぜ先輩方がいるのでしょう?」
社長「誤っていただきたくてねー。君のしたことを。」
貴「なぜでしょう?謝るのは私だけで結構です。私は、もうここの事務所の一員ではないので。」
社長「おや?そうなのですか?」
貴「はい。」
茉莉花「社長!この子、私にこっそり服とか送ってきて、私があの場所で口をすべらせてAちゃんからもらったって言ったことに起こって水まで私にかけてきたんですよ!?」
貴「そういえば、そうでしたね。」
茉莉花「ええ!」
貴「ですからそのお詫びに、私は声優をやめると言いましたよね?すみませんが私はここにいるべき人間ではありません。私はもうアーティストでも何でもないんですから。では、失礼します。」
扉の方に向く時、翔太を見た。すごく悲しそうな顔をしていた。ふと、目が合った。
蒼井「!」
貴「…ふんッ!」
蒼井「…あ…。」
私が扉の方に歩き出した時…。
「ちょっと待ったーーーーーー!!!!!」
大きな声と同時に扉が勢いよくあいた。
貴「…佳美。」
遊澤「A!何デタラメいってんの!?こっそり服とかアクセサリーを送っていた!?違うでしょ!あんた、全部盗まれてたじゃん!!証拠だってあんのよ!!」
佳美は、そこにいる全員に向かっていった。
遊澤「これ、見てください!」
取り出したのは、佳美のスマホ。
佳美は動画を流し出した。
そこには、私が茉莉花の連れに水をかけられているシーン、私から指輪をとったシーン、事務所に入って服やアクセをとっているシーンが写っていた。
遊澤「何が「送っていた」よ!!Aの変な噂も、作品に出せてもらえないのも、そこにいる雪城茉莉花がお金を使って監督に言っていたからよ!そして、これを見て!」
最後に流れたのは、パーティー会場であったこと…。
社長「…これは、どういうことかね?」
佐藤「…これって…。」
蒼井「…。」
茉莉花「社長!これは…!」
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最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - みれぃさん» コメントありがとうございます!!Twitterのアカウントは「@ASHOWT」か、最先端の消しゴムでやってくれたら出てくると思います! (2016年1月9日 22時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
みれぃ(プロフ) - いつも読ませてもらってますー!! これからも更新頑張って下さいー もし、よかったら、Twitterのアカウントとか教えていただきたいです!! (2016年1月9日 22時) (レス) id: 5e7f49e174 (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - 凄いです! (2016年1月9日 20時) (レス) id: 814316926e (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!!!ほかとは違いますか!?私もよくわかってないのですが、いつの間にかこんなふうになっちゃって…笑 (2016年1月9日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - あやめさん» ありがとうございます!!そう言って頂けて嬉しいです! (2016年1月9日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:
作成日時:2015年12月10日 19時