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第103話 ページ14

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あれ…ここ、どこだ?事務所…?スタジオ…?

僕は知らないところに立っていた。暗い闇で周りは覆われていて四方八方何も見えなかった。

蒼井「…何、ここ。」

「ここは、君の心の中だよ。」

蒼井「ッ!?誰っ!?」

突然後ろの方から声が聞こえた。

「僕は…って言うんだ。」

蒼井「えっ?」

何故か名前だけが聞こえなかった。

蒼井「貴方は…。」

「…。僕は君の心の中にいるんだ。いつも君が悩んだり、困ったり、喜んだり、楽しんだり、君が感情というものが出せるのは僕が君の中にいるからなんだ。僕ようなものは、一人一人の心の中にいる。」

蒼井「それって…君は僕なの?」

「…そういった方がいいかな?」

すると、暗闇から一人誰かが出てきた。

蒼井「!?…ぼ、く…?」

「…。ねぇ、なんで僕がここに君を呼んだかわかる?」

蒼井「え…?」

「…僕は、君には期待していない。君が人を幸せに出来るか、自信ない。」

蒼井「…。」

そうか、このもう1人の僕は、僕のマイナス部分から出てきた人なんだ。

「…本当に大丈夫なの?あの子を守るなんて大きなこと言って、いいの?昔、自分を守れなかったのに…。」

蒼井「守るよ…あの子だけは…。」

「でも、離れていったら?」

蒼井「え…?」

「僕から、あの子が離れて行ったら?」

蒼井「大丈夫、僕が絶対に離さない。逃げようとしても、僕が捕まえる。」

あの子だけは誰にも渡したくない…!
あの笑顔だけは…!

「…そう。僕ってさ、ちょっとは強くなったのかな?」

蒼井「え…?」

「昔はマイナスな僕でいっぱいだったのにな…。今は前向きな僕もいるんだよね?」

蒼井「…うん!」

「そっか…。」

悲しい表情をした僕はその一言を残すと暗闇に消えていった。

その瞬間、僕は暖かい光に包まれて何処かえ飛ばされた。
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設定タグ:株式会社S , 蒼井翔太 , 最先端の消しゴム   
作品ジャンル:恋愛
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最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - みれぃさん» コメントありがとうございます!!Twitterのアカウントは「@ASHOWT」か、最先端の消しゴムでやってくれたら出てくると思います! (2016年1月9日 22時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
みれぃ(プロフ) - いつも読ませてもらってますー!! これからも更新頑張って下さいー もし、よかったら、Twitterのアカウントとか教えていただきたいです!! (2016年1月9日 22時) (レス) id: 5e7f49e174 (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - 凄いです! (2016年1月9日 20時) (レス) id: 814316926e (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!!!ほかとは違いますか!?私もよくわかってないのですが、いつの間にかこんなふうになっちゃって…笑 (2016年1月9日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - あやめさん» ありがとうございます!!そう言って頂けて嬉しいです! (2016年1月9日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:   
作成日時:2015年12月10日 19時

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