男性恐怖症の私が株式会社Ｓに入り、幸せな日々を過ごす予定です…。

第96話 ﾜｶﾝﾅｲ((((；ﾟДﾟ)))) ページ6

鈴村｢今日、俺らの部屋集まるけど、どないする？｣

蒼井｢へっ？え、あ、えと…。｣

鈴村｢ん？｣

蒼井｢折角のお誘いなんですけど…今日は、Aちゃんのそばにいときたくて…。｣

鈴村｢あぁ、そうやんな。悪いな。｣

蒼井｢い、いえ！す、すみません。｣

下野｢気にすんなって。｣

谷山｢あんなことがあったんだ。そばにいとかないのは反対におかしい！｣

宮野｢うんうん！愛だね！｣

蒼井｢皆さん…。｣

隣では女性陣でAちゃんが言われていた。

沢城｢あんた、愛されてんね〜。｣

遠風｢羨ましいです…。私もいつか…。｣

遊澤｢達兄に言ってもらいたいって？｣

遠風｢なっ！！佳美さん！！｣

遊澤｢すみません…。｣

あー、なるほどね…。

貴｢あはははは…。｣

沢城｢Aはいいよね、｣

貴｢何が？｣

沢城｢いや、何でも…。｣

貴｢？｣

…。

｢ぉいくん！蒼井くん！！｣

蒼井｢へっ？あ、すみません…下野さん。｣

下野｢いや、大丈夫だよ。｣

鳥海｢蒼井君、ずっとぼーっとしてるよね…。｣

諏訪部｢うん、気がかりなんでしょ？あの子が…。｣

蒼井｢すみません…。｣

諏訪部｢ま、いいんじゃないの？大切にしなよ？乙女は怒ると怖いしね…。｣

蒼井｢はい！｣

僕達が話していると遠風さんが食事の終了を告げた。

お腹空いたなぁ、ずっとぼーっとしてたから、食べてなかった…。

貴｢蒼井さん。｣

蒼井｢うん？｣

貴｢食べてないでしょ。｣

蒼井｢えっ！？｣

貴｢さっきからお腹なっててうるさいですよ。｣

蒼井｢あ、ご、ごめん！なんか、買ってくるよ！先に戻ってて！｣

僕はホテルを出て近くのコンビニへ…。

…あ、そうだ、ここ、ハワイ…。

蒼井｢ｴｲｺﾞﾜｶﾝﾅｲ。｣

｢蒼井さん！｣

蒼井｢は、はいぃ！！蒼井です！！｣

｢いや、知ってますよ。｣

来てくれたのは通訳の人。

｢通訳しますよ。何がかたことで『英語わかんない』ですか。｣

蒼井｢す、ｽﾐﾏｾﾝ…。｣

怒られちゃった。

第97話 意味わかんない。→←第95話 み、見られた…。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す