第101話 …わかりやすいのかな…。 ページ12
一番酷かったのは…。
蒼井「…ッ僕がそうこの扉を開けた時、Aはロープで手と足を縛られて、キスされそうになっていたのと、一人の男性がAの服をめくって中の下着を出し、もう1人がそれをビデオでとっていて…。…僕が…守るって言ったのに…!」
…守れなかった…。それがすごく悔しい…!
佐藤「…翔太…。」
蒼井「うぅ…くっ…!すみま、せん…!」
腹が立った。僕のAにあんなことをしてゲラゲラわらってる人たちを見て、でも、一番腹が立ったのは、Aを守れなかった僕自身…。
佐藤「…わかった。その人たちのことについては、私が少し話してくる。どこにいるの?」
蒼井「友梨奈ちゃんの家だそうです…。」
佐藤「わかった。で、いつまでめそめそ泣いてんの!あんたが今するべきことはなに!?Aちゃんのそばにいることじゃないの!?あと…。」
社長が僕の服をつかみ上に上げた。
蒼井「ッ…!」
佐藤「この傷も治して!」
蒼井「は、はい…!」
バレてたんだ…。
佐藤「全くどうしたらこんなひどい痣ができんのさ…。」
蒼井「す、すみません…。」
佐藤「…ちょっと待って。?この打撲…。あんた、その集団になんかされたんじゃない?」
蒼井「ッ…!」
社長を見ると、何もかもを見透かしてるような目で僕を見ていた…。
佐藤「どうなの?」
蒼井「…はい、そうです…。」
佐藤「はぁ〜…。うちの大事な役者に何してくれてんのよ!」
蒼井「…。」
佐藤「でも、なんで顔には…。」
蒼井「もし、雑誌の撮影とかイベントとかがあっても、服の中だったらバレないと思ったらしくって。」
佐藤「これ、殴られたとかの傷じゃなさそうね…。」
蒼井「…。」
佐藤「もしかして…鉄パイプとかで殴られてないよね?」
蒼井「ッ…!」
どうしよう…ここで「はい。そうです」なんて言えないよ…。
佐藤「そう…みたいね…。今日はもうゆっくり休んで、明日からのスケジュールはこっちで調節するから。」
蒼井「はい。すみません…。」
社長と話してから、僕は自分の部屋に行った。
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最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - みれぃさん» コメントありがとうございます!!Twitterのアカウントは「@ASHOWT」か、最先端の消しゴムでやってくれたら出てくると思います! (2016年1月9日 22時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
みれぃ(プロフ) - いつも読ませてもらってますー!! これからも更新頑張って下さいー もし、よかったら、Twitterのアカウントとか教えていただきたいです!! (2016年1月9日 22時) (レス) id: 5e7f49e174 (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - 凄いです! (2016年1月9日 20時) (レス) id: 814316926e (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!!!ほかとは違いますか!?私もよくわかってないのですが、いつの間にかこんなふうになっちゃって…笑 (2016年1月9日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - あやめさん» ありがとうございます!!そう言って頂けて嬉しいです! (2016年1月9日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:
作成日時:2015年12月10日 19時