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第63話 2人だけの…。 ページ20

そして、つぎの日。
私は早く起きたため、散歩に出ていた。ずっとホテルにいるのは、暑苦しくていやになる。
今は…6時くらいかな?

貴「うーん!」

私はこの清々しい朝に伸びをした。

しばらくして歩いていると後ろからすごい勢いで走ってくる蒼井さんが見えた。

蒼井「Aちゃーん!」

貴「うわっ!?どうしたんですか?」

蒼井「もー、朝からいなくなってるから心配したよー、メモぐらい置いて行ってよね!」

息を切らして顔を赤くしている…。

多分、いろんなところを探してくれたのだろう…。

貴「す!すみませんでした!」

蒼井「もういいよ。もう少し歩く?」

貴「はい。」

それから私達は海に行き、しばらくの間海を眺めていた。

海を見ている時蒼井さんが真剣な表情で言ってきた。

蒼井「ねぇ、Aちゃん。これから、ずっとそばにいていいんだよね?」

貴「?はい。」

蒼井「じゃあ、俺と付き合ってくれる?」

貴「え…。」

蒼井「返事はいつでもいいよ。ゆっくり考えて。」

貴「…はい。」

蒼井「でもね?覚えておいて。君のファーストは俺のだからね?」

貴「え、あ…。」

自分自身でも顔が赤くなって行っているのがわかった。

蒼井「ねえ、もう1回してもいい?」

貴「っ…!は、はぃぃ。」

そう言って蒼井さんを見ると蒼井さん小さく微笑んだ。

そしてまた、小さく静かに唇が重なった。

蒼井「さぁ!戻ろう?そろそろ朝食の時間だ。皆もう行ってるんじゃないかな?」

貴「はい!」

私達はホテルに戻った。

第64話 女じゃないです…。→←第62話 違う…。私は蒼井さんにそんな顔してもらいたくない!



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設定タグ:株式会社S , 蒼井翔太 , 最先端の消しゴム   
作品ジャンル:恋愛
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一松大好き - 男性恐怖症の私が株式会社Sに入り、今度はもっと大勢の人と暮らすことになりました・・・。の第59話 事件発生!蒼井翔太氏が・・・。の中での出演声優さんの会話がコントみたいで、とてもおもしろいです。 (2016年8月17日 2時) (レス) id: 947c26b20a (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!!まだまだ書く予定なので、よろしくお願いします!! (2015年12月14日 21時) (レス) id: 09bde4130d (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - ココア/保登心愛さん» はーい!続編行きます!!これからも応援よろしくお願いします!! (2015年12月14日 21時) (レス) id: 09bde4130d (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - サナナさん» ありがとうございます!!d(ゝω・´○) がんばります!! (2015年12月14日 21時) (レス) id: 09bde4130d (このIDを非表示/違反報告)
アリス - こんにちは(≧∇≦)アリスです♪すごい!!続編ですか♪このシリーズが続くと知ってうれしい限りです!!これからも応援させていただきます!! (2015年12月14日 5時) (携帯から) (レス) id: e58d3e2c1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:   
作成日時:2015年8月18日 12時

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